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#045 やるせなさの持って行き場

人は分かり合えない。自分には理解の及ばない人がいる。だから余計に、自分が理解できる人、理解できなくてもなんか大丈夫だと思える人と出会い、お互いを思いやれることは奇跡だと。


頭では分かっているつもりだけれど、気持ちがついていかない。


抽象的な話の後ろには、具体的な物事しかない。


コロナが落ち着いたことになって、時短勤務が再開して、職場の方々と一緒の仕事が半分再開になって、しんどいのである。


4月の自殺率の前年比の低下やテレワーク継続希望の声が多いことから、そうだよねー、疲れるよね、と思う。


人は好きなだけれど、人々は好きでない。


世界の人々の安息や平和を願うけれど、近すぎて周りにいることに疲れてしまう。


先日、たまたまTVがついていて、湯浅誠さんが、やさしさにやさしい世界を主に話されていた。湯浅誠さんって誰だっけ?と検索すると、派遣村の方だった。以前は政府等に怒りをぶつけていたが、今は「批判はしないんです」、「こっちに来い、ではなく、相手の見ている場所に行って、綺麗ですね、こちらの景色も見てみませんか?と気持ちが変わっていった」、とお話しされていた。(自分が見たところの意訳です)


やるせなさのある世界で、少しずつ、生きやすくなっていきたい。


※久しぶりに降りた渋谷はスシローでした🍣



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