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鉾田市出身の高校生・大学生が地域で暮らす人たちのワガママを叶えるアプリ開発に挑戦【ほこたワガママLab報告会】
茨城県鉾田市で取り組んでいる「ほこたワガママLab」。鉾田市出身の高校生・大学生・大学院生たちが”地元で暮らす人たちのワガママを叶えるアプリをつくる挑戦”を通じて、地域に関わり続ける仕組みをつくるプログラムです。
学生たちが3つのチームに分かれて「誰のどんな課題を解決するのか」「なぜ自分たちがやるのか」「どうやってこのアプリで解決するのか」を考えてアプリの制作に取り組んできました。
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今回は2023年3月14日に開催した、ほこたワガママLabでの挑戦を讃えあう活動報告会「Wagamama Awards(ワガママ・アワード)」の様子をレポートしていきます。
鉾田市会場、東京会場、オンラインの視聴者をつないで実施したこれまでの活動の軌跡とつくったアプリについての報告会の様子を、ぜひご覧ください。
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日本でいちばん野菜をつくるまち、鉾田市での挑戦
鉾田市は人口45,973人(令和2年国勢調査より)で、野菜の生産高が日本一のまちです。
一次産業が圧倒的に強いということもあり、二次産業と三次産業で働いている人たちの割合の高さが茨城県内44市町村のなかで42番目というデータがあります。
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また、少子高齢化や人口減少、空き家の増加などによって様々な地域課題が存在しています。特に社会減の大きな原因となっている20〜30代の若者たちの流出に歯止めをかけることが喫緊の課題です。
まち全体で若者を応援する機運づくり、そして若者たちが地域に暮らしながら挑戦できる仕組みづくりが必要とされています。
ほこたワガママLabの活動の軌跡
ほこたワガママLabでは、誰もが地域課題の解決を他人任せにせずにデジタルを活用して自らが解決者になることができると考え、取り組んできました。
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今年1月にwebページを公開して参加者を募りました。
1ヶ月の募集期間で11名の参加が決定。鉾田市内で暮らしている高校生や大学院生、地元を離れて東京や関西に住んでいる大学生たちです。
そして2ヶ月のプログラムが走ってきました。
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ほこたワガママLabでは、”ワガママ”の定義を、日々の生活の中で本当はこうなったらいいのになと思っているけれどあきらめていること、我慢していること、心の中にしまっていること、としています。
鉾田市で暮らす人たちの”ワガママ”を可視化し紐解いていくことで、まちの課題を見つけ、地域で暮らす人たちや企業の皆さんと一緒にデジタルで解決する挑戦をしていきます。
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地元の課題を解決するために、スマートフォンアプリの開発をしてきた2ヶ月間。今日がその発表となります。
これまでの活動はこのようなスケジュールで行ってきました。
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だんだんと結束力が高まって、本日のアワードまでの1週間ほぼ毎日、開発についての打ち合わせを深夜までやっているチームもありました。
普段の学生生活ではなかなかできない経験をしたい、地元の課題をなんとか解決したい、と考えて取り組んでいた皆さんが印象的でした。
なんで、自分たちはこの課題に取り組むのだろうか。単にスマートフォンアプリを開発しよう、ではなくて鉾田市のどんな課題にスマートフォンアプリをつくって解決に挑むのか。
ここで難しかったのが、なぜ私たちがそれに取り組む必要があるのだろうかを考えることだったのではないでしょうか。普段なかなか考える機会がないことを、みなさんで議論しながら進んでまいりました。
MIT App Inventor (MITアップインベンター)とは
ほこたワガママLabでアプリをつくるのに使用したのがMIT App Inventor(MITアップインベンター)です。こちらはアメリカのボストンにあるマサチューセッツ工科大学が提供している誰もが無料で使えるソフトウェアです。
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MIT App Inventorは直感的なプログラミング環境で、子どもを含むすべての人がスマートフォンアプリを作成できます。特徴なのは初めて使用する場合でも30分以内に簡単な最初のアプリをつくれてしまうというところです。
ご存知の方もいると思いますが、スクラッチというコードを書かずにプログラミングができるものに近いイメージです。
プログラミングと聞くと、特別な知識が必要で難しいイメージがあるかもしれませんが、直感的にブロックを積み上げてつくっていくツールになります
コードを書かずに操作ができますので、特に若者たちがテクノロジーの消費からテクノロジーの創造へと移行できるようになります。ソフトウェア開発の民主化を目指しているところが、MIT App Inventorの特徴になります。
世界中の人たちが、MIT App Inventorを使って身の回りの課題解決のためのアプリ開発を行なっています。
今回は日本で初めて、自治体と連携したMIT App Inventorを活用した取り組みということでApp Inventorのエグゼクティブディレクターであり、MIT APP Inventor財団事務局長のNatalie Lao,PhD(ナタリー・ラオ博士)からウェルカムメッセージをいただいておりますのでご紹介したいと思います。
APP Inventor財団 事務局長 Natalie Lao,PhD
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鉾田市の学生の皆さん、こんにちは。 App Inventorをつかったプロジェクトを完成させ、今夜発表されることを心より祝福します。
皆さんは大変な苦労をされたので、成し遂げたことを誇りに思うべきです。
私はNatalie Lao(ナタリー・ラオ)と申します。 MITとGoogleの教育者と科学者によって設立された世界的な非営利団体であるApp Inventor財団の事務局長を務めています。
私たちの使命は、あらゆる背景を持つ学生たちに、彼らの生活を変え、 コミュニティを向上させることのできる有意義なアプリをつくる力を与えることです。
皆さんは、現実の問題を解決するための テクノロジーの使い方を学び始め、世界を変えるための 重要な一歩を踏み出しました。
そして、いつの日か、 誰かの生活を改善したり、地域社会に貢献できるようになることを願っています。
App Inventorはご存知の通り、コードの知識がなくてもモバイルアプリ を作成できる強力なツールです。
しかしそれ以上に、あなたのアイデアに命を吹き込み、世界と共有するための方法なのです。 MIT App Inventorのプラットフォームは、10年以上前にMITのハル・アベルソン教授と、 Googleのテックリード兼マネージャーである
マーク・フリードマンによって作られました。
以来、この技術を学ぶ学生は世界中で増え続け、何百万人もの学生がApp Inventorを使って 地域社会の問題に取り組むアプリを作っています。
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昨年だけでも、195カ国から920万人の学生がApp Inventorを利用して、リサイクルに役立つアプリ、COVID期間中の高齢者向け食品の調達、スクールバスの追跡、恵まれない若者への音楽教育などのアプリをつくりました。
私たちの学生コミュニティは、6,700万以上のアプリを作成し、App Inventorは日本語を含む19の言語に翻訳されています。
今日、私は皆さんをグローバルなMIT App Inventorのコミュニティにお迎えできることを嬉しく思います。
皆さんのプロジェクトでは、システム思考を学び、 計算論的実践を通じて人々を支援する素晴らしい実践です。
App Inventorを使って世界を変えたい、 より良くしたいと願う若者たちの世界的な取り組みの重要な一部となるのです。
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さて、皆さんはプロジェクトを終えましたが、引き続き計算論的実践の世界を探求することをお勧めしたいと思います。
つまり、テクノロジーを使って現実世界の問題に対する解決策を生み出し、 社会にポジティブな影響を与えることです。
コンピュータサイエンスの道に 進むかどうかにかかわらず、App Inventorで学んだスキルは、 さまざまな分野で応用できます。
問題を特定し、解決策を設計し、他の人からフィードバックを得て、問題を抱える人たちが使える 機能的なアプリを方法を学びましたね。
学ぶべきことは常にあり、テクノロジーを 良い方向に利用する方法はもっとあります。
学んだことを新しいチャレンジに 活かしてください。
テクノロジーを使って世界を より良くするためにはどうすればよいのか自問自答してみてください。 計算論的実践とは、単にアプリを作ったりコードを書いたりすることではないことを忘れないでください。
テクノロジーを使って、自分たちの コミュニティにポジティブな変化をもたらすことなのです。
だから、探求し続け、学び続け、 変化を起こし続けてください。
改めて、今夜の皆さんの成果を祝福します。 次はどんなものを作ってくれるのか、今から楽しみです。
ありがとうございました。
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続いてもうおひとり、ほこたワガママLabの講師を務めていただいた石原先生からもコメントをいただきたいと思います。
世界中にMIT App Inventorを広めいくことをミッションとしているNatalie Lao博士と同じく、アジアで広めていかれる役割の方が2人いるのですが石原先生がそのおひとりです。
マサチューセッツ工科大学認定・教育モバイルコンピューティングマスター トレーナーであり、ワガママLabコンテンツ開発ディレクターの石原先生、お願いします。
マサチューセッツ工科大学認定・教育モバイルコンピューティングマスタートレーナー 石原正雄先生
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皆さんに本当にここまでご苦労様でした。
先ほどのビデオメッセージをくれたNatalie Lao博士は今、App Inventor財団の事務局長をされてます。今朝、彼女とオンラインで皆さんの活動をなるべく細かくお伝えしてあのようなメッセージをいただくことになりました。
皆さんが今やられている活動はもう世界中何百万人の方がチャレンジしている実践と同じスピリットで行っていて、本当に素晴らしい取り組みをされているというふうにも彼女も感嘆しておりましたね。
私も今まで日本のいろんな大学や高校でやってきましたけれど、鉾田市の皆さんの取り組みは問題を見つけて、それを分析してこの解決策をMIT App Inventorでつくるところまで一貫して行った、素晴らしい取り組みをされていると思います。
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皆さんの発表資料を少し見せていただきましたけども、皆さん独自の視点でそれぞれの問題を分析されてそれをアプリ開発に生かしているという本当に素晴らしい取り組みだなと思います。
できればですね、ほこたワガママLabで培った技術をもって、自分は問題の解決者になれるんだという意識をずっと持ち続けていただいて、自分は地域の問題解決にどう貢献できるかという視点を持ち続けて、挑戦し続けていただければ本当に素晴らしいことになるんじゃないかなというふうに期待しております。
それでは、皆さんの発表を大変楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
石原先生、ありがとうございました。
激励のメッセージをいただき、いよいよ各チームの発表です。発表は3チームあり、1チームの発表時間は15分で進行していきます。
膝を痛めている現役農家のおじいちゃんの日々の生活を楽にしたい
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1チーム目は、鉾田市で生まれ育った高校生2人と、東京で暮らし情報分野を学んでいる大学生のチームです。
「誰のどんな課題を解決したいか」を話し合っていると、3人とも共通して膝が痛い高齢の家族がいることがわかりました。そして、よくよく深掘りしていくとみんな現役農家だったのです。
日本の農業従事者の平均年齢は上昇しており、現在は68.4歳。65歳が大半を占めているという現状です。日本でいちばん野菜をつくる鉾田市だからこそ、身近に農家がいる環境です。
農家は仕事柄、重いものを持ったり腰をかがめたりと肉体労働がともないます。膝が痛い自分のおじいちゃんおばあちゃんの日々の生活を楽にするアプリを作りました。
アプリの詳細はこちらの記事にご紹介します。
お母さんの駅までの送り迎えの負担を軽くしたい
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2チーム目は全員、地元を離れて東京の大学に通う大学生3人です。全員が同じ中学校と高校を卒業していたという共通点がありました。
地元で暮らしていたとき、全員が共通して感じていたのが駅や高校までの送り迎えで家族に負担をかけていたということでした。メンバーの1人がこう語ります。
私と私の妹は中学校から高校までの6年間、学校や駅までの送迎をほぼ毎日、親に頼んでいました。家族の誰も送迎ができないとわかった時点で、お母さんが周辺に住む私たちの友達の親に一緒に乗せて行ってもらえるか連絡を取ってくれました。都合が合う人が見つかるまで探してくれる姿を見てい て非常に申し訳ない気持ちになったのを覚えています。
どの地方でも大きな課題となっている交通。壮大なテーマを前に、悩みながらも「絶対になんとかしたい」という強い気持ちで、周囲の人たちに協力を仰ぎ、駅までの交通事情のアンケートをとりました。
その結果をもとに、課題を解決する一歩目として、送迎の悩みを家族内で解決しようとせず、送り迎えを助け合う文化をつくることを目指してアプリをつくりました。
詳細はこちらの記事でご紹介します。
インドネシアからの技能実習生に、鉾田市の暮らしを楽しんで欲しい
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3チーム目は、高校生・大学生・大学院生という幅広い年齢のメンバーで構成されたチームでした。なかでも「どうしてもやりたい!」というテーマを持つメンバーが2人いたので、2つのアプリをつくることになりました。
1つ目のテーマは、インドネシアから来た外国人技能実習生に鉾田市での暮らしを快適に楽しんで欲しいというものです。これに取り組んだ背景は、家が農業を営んでいて、常に外国人技能実習生が身近な存在であったという原体験を持っているメンバーの強い意志からでした。
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鉾田市は茨城県の市町村のなかで3番目に在留外国人の割合が多く、人口の5%を超えています。言語や文化の壁により、鉾田での生活に不便を感じる技能実習生の姿を見てきたそうです。
縁があって鉾田市に来てくれた技能実習生たちに、地元の文化や自然を紹介して魅力を伝え、鉾田での生活がより豊かなものになるようにアプリをつくりました。
いつか空き家を相続する子どもや孫世代の役に立ちたい
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もう1つのテーマは「空き家」です。大学で空き家について学んでいると、鉾田市でも空き家が増加傾向にあることを知りました。さらに自分の実家に目を向けたときに、自分もいずれは実家の利活用の課題に直面することを認識したのです。
鉾田市の空き家の利活用の現状を調べてみると、行政でも空き家バンクなどの対策をしているものの、利用者の視点に立つとさまざまなハードルが見つかりました。
増加する空き家対策の一歩目として、制度を使うハードルを少しでも下げていけるよう、情報収集が簡単にできるアプリをつくりました。
2つのアプリの詳細はこちらの記事でご紹介します。
3つの機能で、誰か一人の困りごとを解決するアプリをつくる
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ほこたワガママLabを通じて、皆さんが解決しようと向き合ってきたテーマは非常に難しい課題ばかりです。
もしかしたら発表された4つのアプリに関しては、大人たちがあきらめちゃってたことかもしれません。しかしどのチームも情熱を持って、自分たちはこの人のためになりたいんだ、何とかしたいんだという思いで、とにかく本気で向き合って活動してました。
実は、MIT App Inventorで皆さんにお伝えした機能は3つに絞りました。
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ボタンを押すと説明が出る、音声を読み上げてくれる、ウェブサイトにつながる、という3つのシンプルな機能です。
本来であればスマートフォンの機能を使えばGPSをはじめいろいろと便利な機能を使えます。しかし、あまり機能をたくさん使っても、課題解決につながらないケースがあるのが明らかです。
皆さんをみていると、限られた機能をどう使っていくか、本当に工夫を凝らしていました。
そこで、なぜ自分がやるのか、誰のどんな課題を解決したいのか。出身者であり自分のこれまでの経験を活かしてできること、それらをしっかり定めていくと、誰かの困りごとを解決するものができるのです。
そしてそれが、壮大とも思える地域課題の解決の一歩目となります。
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鉾田市民につなげ、継続的な取り組みに
主催である鉾田市職員さんからもコメントをいただきました。
高校生から大学院生までの皆さんに参加していただいて、今日発表を聞いて、本当に私も身近に感じる課題がほとんどでした。
どんなに難しい課題でも、皆さんが考えてくれたものを使った先に、みんなが助かる未来があるのではないかなと思いました。
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ぜひ、ここで終わりじゃなくて、皆さんがつくったものを鉾田市の皆さんに使っていただきたいなと思います。
市民の皆さんに使ってもらって、アップデートしていきながら、みんなが使えるように工夫して継続的な取り組みとしてやっていけたらいいなと思います。
皆さんまたぜひとも協力していただきたいです。鉾田市のためによろしくお願いします。
参加メンバーの声
最後に、参加メンバーからの感想を伺いました。
私は本当に最初は興味本位でこのワガママラボに申し込んだのですが、ほこたワガママLabを通して鉾田市の様々な課題だったり、この今回の発表を通していろんな人の観点からの鉾田市の見え方などが分かって、とてもいい機会になりました。(高校生2年生)
冬休みだから空いてる時間に何かやろうと思って参加してみたのですが、たった一人を想定して、その人のために全力でアプリをつくることを実際にやってみたのは初めてだったので、本当に貴重な体験でした。これが将来また何かアプリをつくる時に役に立てばいいなと思いました。(大学2年生)
私は就活生で、できれば地元に戻ってきて鉾田市に関わる仕事をしたいという気持ちで。鉾田市にちょっとでも関われるかなと思い参加しました。実際に参加してみたら、今までなかったくらい深く鉾田市について考える機会になりました。実際に設定したテーマは壮大すぎて、本当に最初は絶望してたんですけど、運営の方々のアドバイスのおかげで自分たちだからこそできる課題解決は何かについて考えさせられてこのアプリが完成させられました。(大学3年生)
自分も今就活中なので、なにかひとつ就活で言えることをつくりたい、という打算的な考えで参加したんですけど、このグループのメンバー3人が中学高校の同級生と後輩で、同じ経験はしてるんだけども地元に対してみんながどう思ってるのか、どういう風に解決に導きたいのか、なんて改めて話す機会はこれまでなかった。みんなの考えを知れて、グループワークの中で何か大変ながらも興味深い経験が得られたし、またプログラミングの時間も大変なこととかも大変ありましたけど貴重な経験になってこれからの人生に生かされればいいなと思います。(大学3年生)
私は参加した動機としてはシンプルにまちづくりが好きだからっていう理由で地元、鉾田市のまちづくりに関していろんな人と意見が交換できたらいいなぐらいの気持ちで参加していました。実際に普段は関わらないような世代の方々と関わることができて、鉾田のまちづくりに関していろいろ意見交換ができたので、とても有意義な時間でした。私はもう次の4月で鉾田をまた離れるんですけれども、社会人としてしっかり成長して、また鉾田で仕事ができるようになっていられるよう頑張りたいと思います。(大学院2年生)
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ここからがスタートです。冒頭でNatalie Lao博士からあったように、世界では若い世代が地域の課題解決にチャレンジしていく、そういった様々な活動が起こってます。
社会課題・地域課題がある現状は自分たちで変えていける。課題は解決してもらうの待つんじゃなくて、自分たちで解決していけるんだ。それを実際に感じていただいた2ヶ月間だと思いますので、これを継続してやっていきましょう。
Wagamama Awardsはこれにて終了いたします 。
参加者の皆さんさらにアーカイブ動画見てくださる皆さん、長時間にわたってお付き合いいただきましてありがとうございました。
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▼ほこたワガママLabの活動レポートはこちら
▼後日、App Inventor財団のホームページに「ほこたワガママLab」の取り組みを紹介いただきました!
主催:鉾田市まちづくり推進課
運営:ほこたワガママLab事務局(Modis株式会社 株式会社IRODORI)