答えは己の中に。気づきは己の外に。

年も明けて、nagiのオープンもいよいよ近づいてきたわけだけど、昨年末、こんなツイートをした。

nagiのインスタ、女性がやってると思ってたという声が多数。。。

DMで『僕ら』と言うと『え！？』と言われる。https://t.co/1LYc2YbNMP pic.twitter.com/3MnQB0KAbz

— 羽田裕明/nagi店主 (@iroakiata) December 25, 2019

ぼくらの作っているものをこうして世に晒してみて、思わぬというか、あ、そうか、と腑に落ちたリアクションをたくさんもらった。

それは、『美しい』『作品』という言葉。

載せているのは焼き菓子をメインに、花や器、コーヒーの『写真』なのだけれど、不思議と『いい写真』とか『美味しそう』というリアクションは少なく思えた。

そのかわりが、上の通りだ。

もちろん、括りとしては飲食店になるので、具体的に作っているものは『美味しいもの』であって、ぜひ足を運んで食べて飲んでほしいという想いなのだけれど、そのもっと根幹にあるのは、ぼくらなりの美意識であり、美的感覚であり、それを体現した空間づくり、時間づくりなのだ。

オープンも近づき、日々メニューづくりなどの『具体的なもの』に目が行きがちになっていたので、潜在的かつ抽象的で、でも一番大事にしている空気感みたいなものを改めて思い出させてくれた。

答えは外にはなく、自分の内側にしかないものだと思っているけれど、内側にあるものを外から気づかせてくれたり、思い出させてくれることってあるよなぁ。

そのためにも発信というのは大事なんだと改めて感じたのでした。