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2023年5月面白かった本|【推しの子】|戦争は女の顔をしていない|きのう何食べた?

あっという間に6月も半ば。
というか、今年も半分が過ぎた……(遠い目)

色々と面白かった本があった先月。
甲乙付け難いところではありましたが、選んだのはこの3冊。

『【推しの子】』赤坂アカ 横槍メンゴ

アニメも大人気。

続きを待てなくて、既刊の11巻をイッキ読み。

原作も、まだまだハッキリとわからないところが多くて物凄く気になる。

アイに絡んだとこ以外でも、アクアとかなの関係とか、ルビーとアクアが、前世の関係に気づくことはあるのか、とか、そういうところも無視できない。

触れずにストーリーを展開することは可能だけど、逆にとんでもないタイミングでぶっ込まれそうな気もする。


『戦争は女の顔をしていない』小梅けいと

最新刊の4巻を読んで、「感想書いたことなかったのか!」と思った作品。

従軍した女性の戦争体験をまとめたものなので、1話完結形式になっていて、ストーリーに繫がりがあるわけじゃないから何巻から読んでも問題ない作品ではあるけど。

でも、どの話も無視できない。

そして、どの話でもほぼ共通していることで驚いたのは、復員した女性兵士に対しての世間の扱い。そして、勝利した戦争に対してマイナスイメージのある話をしてはいけない、という事。

国が違えば価値観が違う。

でも、戦争は人々に大きな爪痕を残す。

“この戦争が終われば平和に暮らせる”と思って戦った人たちの言葉を読むと、何とも言えない気持ちになります。


『きのう何食べた?』よしながふみ

これもね。
感想書いてなかったのか、と。

いや、最早必要ないかとすら思っていた作品でもあるけど。

今更面白いも何も、面白いに決まってるでしょ!

みたいな。

ただ、1巻を読み返して、当時のこと思い出したけど、青磁ビブロス(現・リブレ)とか、新書館あたりでしかお見かけしなかった、よしながふみが、講談社!モーニング!え、青年誌でゲイカップルの話を描くの?!
と、驚いたのを思い出した。

昔からストーリー展開の手腕は凄い人だったから、つまらない話になるとは思っていなかったけど、ここまでの人気作品になるとは思わなかったな。

私はこれを“そういう時代が来た”とは思わない。
よしながふみという作家が、それだけ実力のある作家なだけだと思う。


というワケで、今月面白かった3冊でした。

来月には『【推しの子】』の新刊も出るし、また楽しみだな。
今、積んでる本には『図書館の大魔術師』の新刊もあるし。

しかし、今、それらをそっちのけで橘玲の『もっと言ってはいけない』を読んでるという(笑)。

6月もまだまだ読んで、面白い作品に出会えたら良いな。

ご紹介した以外の面白かった本は下記にまとめてあります。

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