どっか行っちゃわないためには ここ居場所を作るしかないのかな……｜漫画『気になってる人が男じゃなかった』第2巻
これまでの感想はこちら。
高校3年生になった美月たち。
高校生活が終わりへと近づいていた。
そんな中、一時帰国した美月の叔父・譲の元カノ・カンナがやってきた。
カンナとの会話で美月が英語を喋れることを知ったり、どこか遠くへ行ってしまいそうな美月に、不安になる綾。
「海外になんて行かないで」なんてワガママ
どの立場なら 許される？
かつて、海外へ行くことを決めたカンナと、家族の側にいることを決めた譲。その決断の違いが別れた原因だったと知った綾は更に思い悩む。
だから、修学旅行の班に美月をほぼ無理矢理、自分の友人たちがいる班に誘った。
楽しみながらも、慣れない人間関係に右往左往する美月。
それでも。
「どっか行っちゃわないためには ここ居場所を作るしかないのかな……」
綾は、自分がどうすべきか、悩んでいた。
もう、じれったい！！
それが良いんだけどさ。
青春！ って感じで。
そして今回も、美月のカッコ良さは全開！
私服がさー。カッコ良いんだよね。
最近、たまたま電車の中で見かけた女の子がラフな格好に黒いピアスしてて。
それが凄く可愛かったの。
あー、美月もそんな感じだな、と。
どんなの付けたら、こんな感じになるんだろ……と、ずっと美月の耳元ばかり見てました(笑)
でも実際に、真似したらモッサリするんだろうな……（カッコ良く見えるのは、服やピアスのせいじゃない、っていう……）
今回は思い悩む2人も良かったけど、クラスメイトの成田くんも良い感じだった。
軽そうなイケメンなんだけど、察しが良くて、だからといって押し付けがましくない。
そっと気づきながらも見守っている感じ。
個人的には、こういう人に幸せになってほしいんだけど。
大抵、良い人、って役どころで終わっちゃうのよねー。
綾と美月が、どんな未来を選ぶのか。
この先が楽しみ最新刊でした！
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