勝ち取りたいものがある どうか 自分の足で歩かせて|漫画『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』第7巻
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痢病が蔓延した村。
玲琳(身体は慧月)は、兄の景行ともに寝ずの看病を続けていた。
薬を得るために江氏との交渉に向かった雲嵐には ――命の危険が。
一方、王都にいる慧月(身体は玲琳)の元には慧月の悪評を広げようとしている藍家の芳春がやってくる。
何故。
何の為に。
そんな最中に、慧月と景彰のもとに、景月を攫ったのが賎民であること、痢病が流行っていて、慧月と引き換えに薬を求めているという報告が入ってくる。
慧月はどうなるのか、という問いの答えは
焼棄。まさに字の如く村ごと焼き払おうと言うのだ。
黒幕がほぼ藍家だと確信した景彰は、慧月の評判を守る為に行う予定だった茶会を取りやめにしようと言った 。
情報戦が得意な藍家相手では慧月には荷が重いと判断した景彰は、あとは自分に任せろ、と提案したのだ。
しかし、慧月はそれを突っぱねた。
必ず、やり返す。
怒りに燃える慧月は、玲琳の気持ちが痛いほどわかった。
愛されてはいるかもしれない。
だが、一歩を踏み出そうとしたその時に、「心配」という名の優しさですべてを取り上げられてしまう悔しさを。
そうして、慧月の反撃が始まった――!
慧月と景彰って可能性、あるんじゃない?
戦闘モードの慧月はカッコよかった!
景彰もまんざらじゃない感じじゃない?!
玲琳と景行、慧月と景彰に分かれた時から思っていたけど。
ないのかな。その線ないのかな。
原作読んでいないから、先がわからないけど。
一方で、玲琳の脆さも描かれていたのが印象的でした。
慧月との関係を介して、玲琳が“生”に執着しはじめた。
でも、思い通りにならない身体。
時折、死を予感させる玲琳の言動が切ない。
でも、玲琳と慧月が久しぶりに揃うと、慧月の怒りと玲琳の強かさが化学反応を起こしてたね!
何だか、何でも突破できそうな予感!
玲琳には何か策があるようだし、藍家の策略を覆すことが出来るのかしら?!
2人の活躍を早く見たい!次巻が楽しみです!
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