凍えた旅人を、暖めてあげる場所|漫画『ホテル・メッツァペウラへようこそ』
枯れ専ではないつもりだけど。
たまに、どストライクに入る作品がある。
少なくとも、私には2作品ある。
1つはオノ・ナツメの『リストランテ・パラディーソ』
そして、もう1つが、今回の『ホテル・メッツァペウラへようこそ』だ。
とにかく、ホテルマン・アードルフとコックのクスタの2人のイケオジが良い。
舞台はイケメンの宝庫、スカンジナビア半島にあるフィンランドのラップランド。
ある雪の日。
そこにある小さなホテル・メッツァペウラに日本人の少年・ジュンが現れるところからストーリーが始まります。
決して粗暴な性格ではないジュンですが、全身に刺青があったり、色々と事情を抱えている様子。
アードルフとクスタはそれを察していながらも、ほとんど荷物もなく、施設で育って心配している家族もいない、というジュンをホテルマンとして雇うことに決めます。
こうして、異国の地でホテルマンとなったジュンは、アードルフやクスタ、またホテルを訪れる人たちと関わり合いながら、様々なことを体験していく……というヒューマンドラマ。
画力は申し分ない作者
作者は福田星良。
本作の他は読み切りのコミックスが1冊配信しているのみ。
本作が初連載作品かもしれないです。
また、ネットで探すと、下記のようなプロフィールもありました。
出版社はKADOKAWA。
掲載誌・レーベルはHARTA COMIX。
1巻の発売は2022年01月。
既刊3巻。連載中。
最新刊3巻は2022年10月に発売したばかり。
イケオジとイケメンを堪能する作品
いやー、まず口は悪いけど優しいクスタと、物腰柔らかで優しそうなのに元軍人というアードルフがたまらないワケですよ。
2巻のさ。
ホテルの侵入者を伺う時のアードルフの台詞がさ。
いや、もう! 近接格闘が得意なホテルマンてどんなホテルマンよ!
カッコいい……
そして、2人のイケオジもさることながら、服装をキメればスタイルも良く、顔も良いジュンも良かったりするのよ。
慣れないことも多くてオドオドしてるけど、全身には刺青、っていうギャップもたまらない。
まだ、ジュンが何の為にフィンランドまで来たのか、とかはハッキリとは明かされていなくて。
今後、どんなストーリーになっていくのかは未知なのですが。
ひとまず、イケオジ、イケメンを堪能しながら、ちょっと良い話を読む。
それだけでも読む価値のある作品です!
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