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その胸の高鳴りを楽しみ 全力で体感し 何度も経験を積みなさい!|漫画『いびってこない義母と義姉』第6巻
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美冶たちの通う叡報女学園が体育祭シーズンに突入!
クラスメイトたちと特訓をしたり、学生生活を満喫していた。
そんな中。
最大戦力であるリル様が仕事の都合で体育祭に遅れてくることになり。
「そうですわ」
「この組には美冶さんもおられるんですもの」
「心配ございませんわ!」
「私を勝利へ導いてくださいまし!」
と、美冶はあれよあれよとリーダーになってしまった。
みんなの期待に応えたくて、1人、特訓を重ねる美冶。
そんな美冶の身体を心配した、まりかとありさは彼女を無理矢理風呂に入れ、布団へと引きずり込んだ。
しかし。
やっぱり… 緊張で眠れません〜〜〜〜〜ッッ!!!!
残りのトレーニングをしないと 心のまだかまりが…
寝付けず、姉たちを起こさないように布団から抜け出そうとした深夜。
「マッ」
美冶の視線の先にはマミーが。
2人で歩く深夜の廊下。
美冶はマミーの背中に語りかける。
「どうして私はいつも怯えてしまうのでしょう…!
すみませんマミー…
こんな弱音… 本当は言いたくないのに 言わなくても大丈夫になりたいのに…」
その言葉にマミーが突然振り返った。
「もっとおっしゃい!
大舞台というのは 誰しも慣れなければ緊張して当然です!
その胸の高鳴りを楽しみ 全力で体感し 何度も経験を積みなさい!」
緊張すらも楽しむ。
その言葉に励まされた美冶。
マミーはそんな彼女に優しく、温かい牛乳を勧めるのだった。
マミーの登場回数は少なめでも相変わらず愛に溢れてる
オダマキ組とリンドウ組に分かれて行われた体育祭。
美冶のオダマキ組は序盤からリンドウ組に押されていて。
そんな苦しいオダマキ組の美冶を待っていたのが。
マミーのお手製弁当!!
そのお弁当の顛末が、巻末に乗っていて楽しかったです!
寝付けない美冶が眠った後。
これ以上の夜更かしは身体に障る、と止めに入るメイドの名護に「私にも譲れないものがあります」とお弁当作りを決行するマミー!!(名護も一緒)
しかも、負けた娘たちに食べさせるプリンも仕込み済。
今回は美冶たちの学園生活がメインなものの、今回もマミーの愛は溢れてる!!
あと、『ありさの健康奮闘記』も面白かった!っていうかわかり味が深すぎた(笑)
太った、と自覚したありさが体重を戻そうとするんだけど。
美冶たちと食べるお菓子を拒むことは出来ず、運動は簡単じゃない。
ならば栄養バランスを考えて……と考えるものの。糖質は集中力の維持に必須、蛋白質は筋肉の形成や髪、爪のツヤに不可欠、となれば削れるのは脂質……
しかし。
脂質ッッ!!!!!!
脂質が好き…ッ!!!!!!
結局、コツコツと努力を積み重ねて体育祭までに体重を戻したありさ。
しかし、そこにはマミーお手製のお弁当が。
ここで食べてしまったら、今までの努力を水の泡にしてしまうのでは… と、躊躇うありさ。
そんなありさにマミーが。
「チートデイですよ たまにはしっかり食べる日を作らねば―― 心が痩せ細って まいってしまうからね!」
マミー!!!
そうよね! 心が痩せてしまうものね!!
この言葉を、しっかり胸に刻みたい。
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