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あなたにとって必要なら 私たちは全力で力を貸すから|漫画『芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました』第4巻
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スートレナに、徐々に馴染んで来ているナゼルとアニエス。
新月の日に行われる魔獣退治に領主であるナゼルも参加することに。
魔獣退治に参加するのは領主のつとめ。
アニエスは心配しながらも、気休めの物質強化の魔法をナゼルに施し、送り出した。
これまでの感想はこちら。
新月の夜の魔獣退治。
領主の屋敷に領民を避難させていたが、逃げ遅れた領民がいないか、ワイバーン・ジェニに乗り見回りをしていたアニエスは、一人魔獣に襲われるコニーを発見する。
助けに入ったアニエス。魔獣はジェニが退治した。
駆けつけたナゼルと共に、そこでコニーに聞いた、前領主を殺した魔獣・グラニの存在。
前領主には魔獣を虐待する悪癖があり、グラニもその被害を受けていて、それを庇ったコニーたちを助ける為に、グラニは前領主を殺し、コニーたちはそれを隠す為にグラニを逃がしたという。
「あいつは今でも領主という存在を憎んでいます」
グラニの標的は現領主であるナゼル。
アニエスたちはグラニが向かう領主の屋敷へと向かった。
ストーリーは次のステージへ。
魔獣退治を経て、多くの領民に受け入れられることになったナゼルとアニエス。
今まではごく一部の人だけだったから、やっとスートレナに来て、領主として認められた感じ。
そして、魔獣防衛慰労会と、ナゼルたちの歓迎会と、不毛の地であったスートレナでの初の収穫祭を兼ねた宴が開かれることに。
そこへ現れた、行方不明になっていたトッレの婚約者・リリアンヌ。
彼女の目的はナゼルの殺害で――。
この世界ってかなり女性の地位が低い設定なのね。
その(ある意味)犠牲者であるリリアンヌに手を差し伸べようとするアニエス。
これから、こういう女性がどんどんスートレナに集まってくるのかしら。
そして、それより驚きなのが、リリアンヌに刺されたハズが無傷だったナゼル。
その原因が。
「物質強化 人間もいけるんですか?!」
なんと。アニエスが魔獣退治前にナゼルにかけた物質強化の魔法。
いや、人間に効いてる時点で物質強化じゃないけど。
スートレナに馴染むことに注力していたところから、ナゼルの失脚を企む王都の思惑が絡んできて、ストーリーは次のステージへ。
続きが楽しみです。
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