恋? これが? だとしたら|漫画『彼と私のチ×チ×チャンス』第2巻
自分にはない“モノ”に子供の頃から興味津々だった女子大生のモモ。
そんなモモに、その“モノ”をじっくり観察させてくれるチャンスが到来する。
友人に誘われて行った合コンで、周りから「ヤリチン」だと言われていた出雲。
彼ならきっと、ずっと望んでいた勉強をさせてくれるはず!!
身体目的だった出雲と、身体目的だったモモ(同じようで意味は違う)。
お互い、何となく認識の違いをしていたことに気がつき、距離を置くように。
モモは自分がセクハラをしていたのではないかという疑念と、出雲を傷つけたのではないか、という不安から彼に謝りたいと思うように。
一方、出雲は他の女の子と会うことでモモを忘れようとしたが、何をしていてもモモの姿を思い出す自分の気持ちに少しずつ気づきはじめていた。
モモの謝罪をきっかけに、また会うようになった2人。
しかし、モモの目的が自分の下半身“だけ”だったと知った出雲はショックを受ける。
一方、モモは友人のしーちゃんに、今までの自分の男性の下半身への興味、出雲とのこれまでの顛末と思いを打ち明ける。
すると、しーちゃんは
第三者から指摘されて初めて自分の思いに気づくモモ。
そして、同時にもっと重要なことに気づく。
もう少しモモのシモ知識を聞きたかった!
今回が完結巻でした。
んー、まあ、あまり長く引っ張るネタではないので程よいところだとは思うのですが。
話を落とす為に、今回の巻は結構恋愛に舵を思いっきり切っていたのが少し残念だったかな。
もっとモモの暴走が見たかった。
そんな中、今回は、特に2人が仲直りのデートで性の歴史展に行くってエピソードが面白かった!
モモが繰り出す、時代や文化によって違う、男性の下半身への価値観の違いの説明は笑っちゃうけど、興味深くもありました。
私、多分、近い内容の本を積読していて。
(※何でそんなの持ってんだ、ってツッコミは受け付けない。)
こういうネタをもう少し盛り込んでくれたら、もう少し違う方向性もあったんじゃないかな、と思います(どっちに向かうのかわかんないけど)。
下ネタ系のギャグ漫画としては、面白い切り口の作品でした。
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