2024年8月面白かった本|漫画『戦争は女の顔をしていない』第5巻|図録『111年目の中原淳一』|ライトノベル『冴えない王女の格差婚事情』
8月終わってた?! いつの間に?!
昨日、仕事で他セクションに書類渡したら、「あの…この“8月”を“9月”って書き直していいですか?」って申し訳なさそうに言われたわ!
そして、こっちが申し訳なさそうにしなきゃいけないのに、「あらっ?!終わってた?!」ってオバちゃんみないな反応しちゃったわ。
オバちゃんなんだけど。
そんな8月に読んで特に面白かった3冊はこちらです!
『戦争は女の顔をしていない』第5巻
感想はこちら。
まあさ。正直、惹かれないわけない作品よね。
かつてのソビエト連邦で女性が兵士として戦争に行ってた、ってのも驚きだし。
その兵士として戦争へ行った女性を中心に500人以上にインタビューをしてまとめたものが本作の原作なわけで。
女性の視点から見た戦場の体験、ってだけで貴重なのがわかる。
そして、もう、こういう作品が(性別に関係なく)生まれない世界になって欲しいとも思う。
図録『111年目の中原淳一』
感想はこちら。
これは、同名の展覧会の図録。
もちろん、展覧会も行きました。
これ、楽しかったなあ。
デザイナー、イラストレーター、インテリアデザイナー、編集者…と多才な中原淳一の様々な作品が掲載された1冊。
戦前、戦後に女性に向けて“美しさ”を発信をし続けた人でさ。
発信する内容もさ、哲学があるのよね。
ただ、着飾れば良いわけじゃない、って。
勿論、現代の「とりあえず、安くてそれっぽく見えるやつない?!」ってニーズに応えてくれる情報も好きなのよ?
自分を良く見せることが、必ずしも優先順位の上位にあるわけじゃないんだから。
でも、何ていうかな。たまにこういうものに触れると、ピッと背筋が伸びる気がするんだよね。
ライトノベル『冴えない王女の格差婚事情』
感想はこちら。
はー やー くー コミカライズ版が見たいぃぃ!!
コミカライズ担当の鷹来タラさんの『家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら』も楽しく読んでるワケよ。
ちなみにこっちの原作は琴子さんね。
だから期待大!なワケですよ。
しかも、この作品読んで、戻って、「あー、そういう意味かぁ」ってなる作品だったので、更にコミカライズでひねくれてる王太子フェルドリックがどんな表情をするのか。
その他にも、主人公ソフィーナの護衛騎士フィル、ヘンリック、フェルドリックの護衛騎士のアレキサンダーがどんな感じなのか。
とにかく楽しみ。
一応、ストーリーは既刊の2巻で完結だと思うんだけど(しかも、ちゃんとストーリーも締まっているんだけど)
もっと読みたい!ってなってる作品だから、とにかく早くコミカライズが読みたいです(そればっかり)。
と、いうわけで、8月に読んで特に面白かった3冊でした。
『ホテル・メッツァペウラへようこそ 』とかも面白かったけどね。
『マリエル・クララックの婚約』のコミカライズの完結とかもあったしね。
他の面白かった本は下記にまとめてあります。
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