人生諦めてたけど これで開放されるのね!!|漫画『妃教育から逃げたい私』
それはアスタール王国の宮廷舞踏会。
公爵令嬢・レティシアは、婚約者である第一王子・クラークのエスコートを待っていた。
そして、クラークが会場に姿を現す。
しかし、彼は1人ではなく
言葉を失うレティシア。
クラークは、自分の隣にいるブリアナ嬢を紹介した後。
相手は、出来ない。
それは、もしかしてこれは。
そういうこと。
ってことは。
婚約破棄 だ!!
その瞬間。
レティシアはティアラを投げ出した。
7歳で時期国王の婚約者になってから、苦節10年。
来る日も来る日も勉強とダンスの繰り返し。
何一つ!楽しくなかった!
レティシアは、新たにクラークの婚約者となったブリアナに、最大の感謝を伝えて、会場を後にした。
そして馬車に飛び乗って向かった先は、領地の1番端にあるアベルタ村。
レティシアは、川で魚を釣り、草むらに寝転び、釣った魚を焼いて食べていた。
ここでは、いつ馬に乗っても良いし、大きな声で笑って良いし、木登りをしても、走っても良い。
最高!!
そんな、自由な生活を謳歌していた、レティシアに1人の人物が近づいてきた。
レティシアの目の前に現れたのは
――婚約破棄したはずの、クラーク王子?!
原作は、多くの作品がコミカライズされている人気作家
作画は 菅田うり
少女漫画を中心に活動されている作家さんで、特に講談社のデザート(プチデザ)での作品が多く配信されていました。
原作は 沢野いずみ
本作は同名小説のコミカライズ。
こちらは既刊2巻。続編が出るかは不明。
女性向けライトノベルを多く発表されている作家さんで、コミカライズされている作品も多数ありました。
私は本作の他に、『病弱な悪役令嬢ですが、婚約者が過保護すぎて逃げ出したい(私たち犬猿の仲でしたよね!?) 』
『大嫌いな婚約者が理想の旦那様でした』
のコミカライズを読んでいますが、どちらも軽快なラブコメで面白いです。
出版社は 主婦と生活社
掲載誌・レーベルは PASH! コミックス
発売は 2020年11月
既刊5巻。連載中。
主人公カップルよりも、兄カップルの方が気になる
現在、既刊が5巻で、レティシアとクラークのカップルが主役の話は2巻くらいまで。
それ以降は、レティシアの兄・ナディルのストーリーに移行していきます。
っていうか、この原作小説も副題から想像するに、3巻以降は原作小説2巻の内容なのかな?
※私は原作小説未読です
うーん、原作1巻が人気だったから、続編として……なのかなぁ?
何か、それにしては“取ってつけた”感がないのよ。
むしろ、初めからこの原作2巻にあたる部分をやる為に、1巻があったような。
この作品の面白さは、歴史的な背景とかそんな細かいことは全部忘れて、無茶苦茶なラブコメとして楽しめること!
主人公のレティシアよりも、ヒール役として登場したブリアナの方が常識人だし(笑)
あまり深刻な事件も起きず、振り切ってるキャラクターたちのやりとりが楽しい!
開始時期は、まだ決まってないようですが、アニメ化も決定しているそうなので、放送開始近くなったら無料配信などでも読めるかもしれません。
この記事が参加している募集
よろしければサポートをお願いします。