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つまりですね『耳をすませば』では天沢聖司マルチバースが採用されているのです!|漫画『邦キチ!映子さん』第11巻
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これまでの感想はこちら。
映画が好きな高校生たちが、トンデモな邦画(たまにそれ以外)について語り合う(?)本作。
今回もハリウッド版『北斗の拳』や
「どれくらい本格的かと言うと…もう特に北斗神拳っぽいものは出て来ず バトルは主にキック主体です!!」
「いや殴れよ!」
韓国映画『奈落のマイホーム』
「次々起こる新タナ危機に対シテ… 次々巻き起こるコント的状況!!」
「コントを巻き起こしていいのか!?」
「マサニ災害コメディ!!」
「コメディにしていいんだっけ災害って!?」
『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』なんて、そんな映画あったの?! なんて作品も出てきて
「本編でも怖いシーンでは常に「SNOWみたいな加工になる」「怖いシーンの前にカウントが入る」「大量の犬が出る」「愉快な音楽が流れる」「犬がDJをする」等の創意工夫で見事に怖くなくなっていて…!」
「大丈夫ですか つまらなくなってませんか これ!?」
今回も気になる映画が盛り沢山です!!
そう!それが言いたかった!
今回の3本目に出てきた実写版『耳をすませば』ね。
原作の実写化、ってよりは原作の10年後、って設定の二次創作的な作品だけど。
……って言いながら、あらすじを知ってるだけで、私もこの映画は見てないんだけど。
「『耳をすませば』といえば… 天沢聖司のチェロに合わせて… 雫が歌う『翼をください』ですよね!」
「なんか…ちょっとずつ違う!!」
『耳をすませば』といえば『カントリー・ロード』だろ!!と部長のセリフが続くのですが。
いや、原作の『耳をすませば』にはカントリー・ロードは出てこないし。
っていうか、カントリー・ロードはジブリ側で足した要素だし。
あのジブリ版のカントリー・ロードの日本語版の歌詞は鈴木敏夫プロデューサーの娘・鈴木 麻実子さんが書いたものだし。
スタジオジブリが絡むならともかく、原作から映画化、って映画には観るまでもなく使えない要素なんだよね。
よく、公開当時「カントリー・ロードじゃないなんて…」みたいなコメントをよく見かけたので。
私も全ての作品を、原作当たったりするわけじゃないけど。
原作をアレンジされた作品を見て、それを基準に他のアレンジ作品を語るのは気をつけた方が良いな……とは思います。
特にディズニーやジブリはアレンジが強めだからね。
でも、
「現代パートの1/3ぐらい伊が舞台なのに…なんとコロナ禍ど真ん中で海外ロケができず!!」
「そうだったんですか!?」
「どうするんだ!?」
「大丈夫です!この映画なんと… 国内のイタリアっぽいテーマパークで撮影されているのですが 結構イタリアっぽくて意外とバレてません!!」
イタリアっぽいテーマパーク… ここらしい。
イケ……るのか?!イケたのか?!
イケたのか、イケなかったのか、それを確認してみたい……(YouTube動画見る限り、すっごく不安なんだけど……)
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