幸せなんだから それでいい。|漫画『ツイてないゲーム実況者は憧れの人に課金される』第3巻
これまでの感想はこちら。
故障したスマホが修理から返ってきたハスミ。
しかし。
相変わらずの不幸続き。
冬休みの一件から及川と仲直りはしたものの、好きだという気持ちばかりが大きくなって、特に進展らしい進展はなかった。
しかし、及川の隣に誰かいても、応援するつもりだった今までとは違って。
今は、そうは思わない。
ハスミは自分の気持ちを伝えたい。そう思うように、なっていた。
一方、及川は。
「彼女を作らないのか」という友人の言葉に答えを探していた。
恋愛に興味が持てない。
一緒にいると少し疲れる。
そんな今までの経験を思い出していて。
偶然駅で会ったハスミに、消えてしまった連絡先を教えた時に。
スマホに映る、及川の連絡先を幸せそうに見つめているハスミを見ながら。
及川は自分の気持ちに気がつく。
終わっちゃったよ?!
面白かったのにー!
不幸可愛いハスミと、“推し”と恋愛がごっちゃになってる及川くんの、少し噛み合わなくて間の抜けたやりとりが良かったのにー。
長々と引っ張るとは思っていなかったけど、あともう1冊くらいは出ると思っていたんだけどな。
というか、恋人同士になってからの2人も、もう少し読みたかった。
巻末のおまけにチラッと描かれているんだけど、及川くんに貢ごうとしてるハスミと、ハスミに課金しようとしている及川くんが……
いやね、恋人同士でプレゼントしあったり、とかっていうのは普通だと思うんだけど、基本的には同じはずなのに何とも現金感が強いのが面白い(笑)。
個人的にはハスミと違って、察しも良く、世渡り上手そうなお兄ちゃんのこととか、もっと読みたかったです。
中ていさんの作品は、現在、原作を手掛けていらっしゃる『灰被り姫は結婚した、なお王子は』も読んでいます。(作画は壱崎煉)
(※私はコミックスではなく分冊版を読んでいます。)
こちらはまだまだ、長丁場そうなストーリーなのでどっぷり楽しもうと思います。
しかし、ラブコメ好きだけど、なかなか気にいるのがないだけに寂しいなー。
本当、もう少し読みたかった!!!
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