「最近読んだ漫画」2022/02/07
最近読んだ漫画の話をするので必然的にネタバレをしていると思います。
・西森博之「カナカナ」
先日も書いたけど……自分、もういっぺんカナカナの話していいすか?
サンデーうぇぶりで出てるぶん全部読んだ。
15話めっちゃ良い〜〜〜〜!!
西森博之はギャグだけでなく、エモ路線もある作家だというのは今更私ごときが言うことではない公然の事実だけど……とうとうハッキリ泣かせに来やがったなと。
カナカがいつかマサに秘密を話すと言ったことで、ついに物語がバキーンと立ち上がった。
これアニメ化行けるのでは?! 子供のかわいさと心理描写と、あと聖地ハッキリしてるから背景キチッと描いて、ってパッケージングすればゆるっと永遠に見続けられるヤツになる!
と思ったけどそれは殆ど「かくしごと」だし、サンデーうぇぶりをよく見ると「ドラマ化決定」って書いてあった。そっかー。
単行本2巻まで発売中。隙を見て買います絶対に。
・篠原健太「WITCH WATCH」4巻
「犬と雨だれの予言」関連が解決し、短編多めの巻。
目先の問題に対処したのみでまだ根本的解決には至らなかった。それはつまりまだ連載は続くのだろうことである。お気楽な短編が多いとちょっと不安でもある。って、「魔女があることがバレちゃったから魔法の力でスケット団やるのよ☆」ってテイで書かれた短編は「犬と雨だれ編」の伏線にもなってたし、今回の短編も後々のための布石かもしれない。
私は「SKETDANCE」でメンバーが部室で話してるだけの回とかすきだったし、別に全部布石にしなくてもいいし、予言のことほっぽり投げて楽しい学園マジカルライフギャグまんがに舵を切ってもいい。どれであっても単行本買いはしそう。
・高橋留美子「めぞん一刻」
三鷹さんがついに明日菜さんとの結婚を受け入れたとこまで読んだ。
三鷹よお……いい男じゃあ……ないのぉ……。
サンデーうぇぶりで「犬夜叉」「リンネ」「MAO」あたりも最近読み始めたが、「私もしかして高橋留美子作品の当て馬キャラ(男)好きなのでは……?」と思いはじめている。
三鷹さんは最高の退場だったが、十文字君(fromりんね)はこのあとどうなるのかな〜。
ところで留美子漫画は擬音が多すぎる。椎名高志は完全にこの擬音量に影響受けてるよな。
・安藤ゆき「町田くんの世界」
町田くん素敵だな。
夫が、意識高い系のカプセルホテル(なにそれ)に泊まったらこの漫画が置いてあったらしい。最終巻以外。それで買うに至ったと。
延々と続けられるし続けてほしい類の漫画なんだけど、少女漫画らしい「恋愛」を軸に、多すぎも少なすぎもしない巻数でキレイに終わらせるのって珍しい気がする。
自分が死ぬのと漫画が完結するののどっちが先になるか、みたいな作品の単行本がうちにはたくさんあるので、ちゃんと完結する漫画に対して評価が甘くなってるな。いやちゃんと面白い漫画でした。
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