見出し画像

理系大学生でもTOEIC500点台→800点に上がった話【院試,就職,転職対策】

はじめに

2023/11/19のTOEICで800点を取ることができました。大学入学前のスコアは515点でした。TOEICの勉強法については多くの人が既に紹介しているので、目新しい情報を提供できるかは分かりませんが、理系の大学生でもコツコツ勉強をしていたらTOEICで800点を取れたという一つの例として参考になったら嬉しいです。

大学入学前のスコア
大学4年の11月のスコア
TOEICの得点推移


この記事では、
・就活や院試のためにTOEICのスコアを上げたい大学生
・英語が好きではないが、頑張ってTOEICだけでも克服したい人
などを対象にしています。

概要と勉強の方針

英語の勉強は、土台として①単語、熟語、文法があり、その次のステップとして、②精読(英文解釈)があり、その次に③速読があるという意識で勉強しています。また、精読と速読を全く別のものと捉えている人もいますが、私は速読は精読の延長線上にあるものだと考えています。

英語学習のイメージ図

それに加えて、リスニングはリーディングのように前に戻って内容を確認し直すことができません。したがって、返り読みをしないで英文を読む訓練をすることで、前から順に英語を理解していく能力が鍛えられ、リーディングだけでなく、リスニングの得点アップや伸びしろの天井を上げることにも繋がると考えています。

ここからは具体的に使用してきた教材を示しながら説明してきます。

使用した教材

主に使用した教材は金のフレーズ、文法特急、公式問題集の3つです。これら3つをやり込むことで700点程度なら十分に狙えると思います。特に公式問題集は同じ問題を繰り返し解き直しました。TOEICでは似たような場面が度々問題に出てくるので、TOEICあるあるを蓄積していくと問題が解きやすくなると思います。そのため、根本的な英語力向上に繋がるかは別として、就職や院試のために取り急ぎハイスコアを取得しておきたいという方には公式問題集を繰り返し復習することが有効だと思います。

○単語、熟語、文法

・単語、熟語

単語と熟語の勉強には主に金のフレーズ(金フレ)を使用しました。目標スコア別に分けられていますが、私は無視して全部覚えました。分からない単語が多ければ多いほど、文脈から単語の意味を推測するためにより多くの時間を費やさなければならなくなり、最後まで解き終わらない問題が多くなってしまいます。そうなると結果的にリーディングの得点は確実に伸び悩むので、英単語を覚えることはTOEICで高得点を取るための必要条件であると思って、自分に課してきました。また、リスニング力や読解力は本番の会場の音響設備や自分のコンディションにより本番に発揮できる力のブレが多少はあります。しかし、単語力は当日突然下がるということはないので、不確定要素をなるべく減らすという観点からも単語力は重要だと思います。どんなに英語が苦手でスコアが低いとしても単語の暗記に関しては日々の積み重ねでなんとかできるので、せめて単語力で置いてけぼりにされたくないというつもりで頑張っていました。
紙媒体の金フレも持っていましたが、abceedというアプリで電子版のものも購入して使っていました。英語→日本語の単語の意味の4択問題を選択肢を見ないで答えられるようにしていました。下の例の場合なら、選択肢を見ないで「適用される」や「あてはまる」と思い出すことができるか確認します。

abceedの金のフレーズの4択問題


金フレを一通り覚えて、TOEICで750点を超えてからは黒のフレーズ(黒フレ)も使い始めました。使い方は金フレと同様です。金フレだけでも800点や900点を超えられると言う人もいますが、私は自信がなかったので黒フレにも手をつけました。しかし、結局800点取得時点では黒フレは4割程度しか覚えられていませんでした。

800点取得時点の黒フレの習得率

・文法

文法の勉強には主に文法特急を使用しました。これは4〜5周しました。文法知識を覚えることはもちろんですが、繰り返し解くことでPart5を解く感覚を染み込ませたり解く過程や頭の使い方に慣れたりすることができたと思います。Part5を10分、Part6を10分で解けるようにするというのを目標に取り組んでいました。しかし実際にはその時間配分で解こうとしても20〜25分かかってしまい、20分で解き切れることはたまにしかないです。
685点→750点の期間には文法特急に加えてでる1000も2周程度解きました。これはなんとなく演習量が不足しているのではないかと不安になったからです。実際この期間でリーディングのスコアが50点上がったのですが、でる1000により文法知識が身についたからなのか、TOEICあるあるの蓄積が増えたからなのかどちらなのかは分からないです。どちらにせよ演習量や文法知識に不安がある人、時間に余裕がある人、文法特急だけではスコアが伸びなかった人は、長い道のりですがでる1000をやるのもありだと思います。

○精読

精読の練習には公式問題集を使用しました。前述の通り、スクリプトを速読で理解できなければ音声を聴き取り内容を理解することはできないと思います。ましてや精読して理解できなければ、速読で理解することも音声で理解することもできないだろうと思ったので、Part7だけでなくPart3,4についても時間を測って解いたあとに復習として、SVOCや修飾関係など文構造をとりながら精読をしました。

○速読

時間を測って公式問題集の解き直しをしていました。内容を覚えているものもありましたが、目の付け所や選択肢を絞って答えを確定させるまでの流れを学ぶという意味でやる価値があったと思います。
TOEICの勉強を始めた頃に比べると速く読めるようになってきましたが、800点を取得した回もPart7の最後の10問程度は解き終わらなかったので全部Cを塗りました。

○リスニング

主にオーバーラッピングやシャドーイングをしていました。
基本的には自分で発音できるようにすることを目指しながら、音声を聞いたりオーバーラッピングをしてたりして、オーバーラッピングが出来るようになったらシャドーイングに挑戦するという流れです。
カラオケで一曲歌えるようにするのと同じイメージで、一つのスクリプトをオーバラッピングできるように何十回も練習していました。
本来は完璧にシャドーイングできるところまでやるべきだと思うのですが、自分はまだそのレベルには到達していません。
ここまでのやり方で、リスニングのスコアは375点まで上がりましたがそこで停滞してしまったので、そこからはとにかく問題量をこなすことにしました。その結果、次のTOEICのリスニングでは425点まで点数が伸びました。
まずはオーバーラッピングやシャドーイングをすることで英語の音声に慣れて一段階ステップアップして370点まで伸び、さらに演習量を増やしてTOEICの問題形式に特化した対策をすることでそれまでに培ってきた力がTOEICのスコアに100%反映されて425点まで上がったという感覚があります。
段階によってやるべき内容は変わってくるので、常に今の自分がやるべきことは何か、弱点は何かを分析しながら柔軟に勉強方法、勉強内容を変えていく必要があるなと思いました。

おわりに

今回はTOEICの勉強の過程について書いてみました。TOEICに限ったことではありませんが、100%間違った勉強法は存在しても、誰にとっても100%正しい勉強法は存在しないと思います。自分自身も、色々な人の勉強法を参考にしながら試行錯誤して自分に合ったやり方であるか確認したり、自分なりにアレンジしたりしながら勉強の計画や戦略を立てています。今回の記事が、皆さんにとって参考になる一例になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?