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「稼ぐエンジニア」がやっていること

おはようございます。入江シンゴです。
プログラミングのメンターサービス「MENTA」をつくってます。

今日のお題。「稼ぐ」ことができるエンジニアとできないエンジニアは、なにが違うのでしょうか?

動画版はこちら↓

ちなみに僕もフリーエンジニア時代は年収300万からはじまったのですが、最終的に年収3,500万まで伸ばすことができました。

今日の記事では僕をはじめ、まわりで稼いでいるエンジニアを見ていて気づいた5つのポイントについてお伝えしようと思います。

① 複数のスキルを持っている

仕事で新しい未知の分野がでたときに、「まず自分でやってみる」人が多いです。可能かどうかを調べ、まず自分でサクッとつくってみてやれるかどうかを把握して、実践で勉強しながら実装していきます。

こうやって自分の業務範囲を決めず固定概念にしばられないことで、あらゆる分野に精通していき、複数のスキルを習得してしまいます。スキルを習得しようとしてそうなったのではなく、結果として、そうなっていきます。

最終的には例えばデザインもできるエンジニア、ディレクションもできるエンジニア...というように複合的に何でもできるようになるため、オンリーワンの存在になり、価値が高まっていきます。同時に、どのような仕事でもNOと言えず受けていけるため、受注額が上がっていきます。

② 時間を意識している

1日に働ける時間、集中できる限界時間を知っているため、パフォーマンスをムダに使わないように意識している人が多いです。

健康には気をつけるのはもちろん、運動や睡眠もしっかりとって万全の状態をつくります。(筋肉ムキムキのエンジニアも多い...)

やらないことも決めています。

例えば、電話はでない、目的のないミーティングはしない、メールは時間を決めてまとめて返す、着る服を決めている、など。自分でマイルールをつくって運用しています。

自分のタイムスケジュールも毎日同じで、朝早い人は朝のうちに、夜中がはかどるなら夜中といったように自分の生産性が高い時間に、グッと集中して終わらせてしまいます。

③ ストック収入をつくっている

クライアントワークのほかに、趣味だったりではじめたプロダクトがうまくいって収入源となっている人もいます。プロダクトを「つくる技術」を持っているので自分でアプリをつくったり、Webサービスをつくったり。

ほかにも、本を書いたり、自分のブログで学んだことを発信しています。そしてその発信がPR効果を生み、新しいクライアントワークの依頼がはいってきます。

いまなら、MENTAでプログラミングを教えるのも自分の技術レベルが上がり、副収入にもなるので一石二鳥です。

④ クライアントと長くつきあう

新しいクライアントとの取引はコストです。どんな相手なのか、どんなビジネスをやっているのか、こちらの仕事のスタイルを理解してくれているか、などさまざまな問題について、すり合わせなくてはいけません。

一方、一度取引をして「いい関係」ができているクライアントとは二度目以降の仕事もスムーズです。クライアントの目的やビジネスも知っています。だからこそ、新規のクライアントより、既存のクライアントとの取引を好みます。

システムという性質上、作って終わることはほぼありません。システムが稼働するかぎり、保守も必要ですし、利用に合わせてバージョンアップの提案は常に行えます。そのため、定期契約を結んだり、定期的に声がけをして状況を聞きながらシステムの提案をおこない、長くつきあうようにしています。

⑤ 代理店経由、相見積がある仕事はしない

代理店経由の仕事というのは2次受け、3次受けの仕事を断るということです。その理由は直接クライアントの声を聞いて提案することができないからです。

代理店経由で意見が入ってくるので、往々にしてどんでん返しや理不尽な要求、意味のない仕事をこなしていかなければなりません。

つまり、どちらにとってもストレスが溜まる仕事であり、継続してクライアントと長く付き合うということができないため、避けている人が多いです。

相見積、競合がおり、価格の叩き合いになる仕事も受けません。金額ではなく、自分を正しく評価し、対等につきあってくれるクライアントを好みます。継続して長く付き合おうという視点からです。

「稼ぐ」エンジニアは相手視点である

稼ぐエンジニアは、クライアントのビジネスを成功させるために尽くす人です。提案も多いし、ムダだと思ったことは意見をしっかりだしてくれます。

結局は相手を喜ばせることが次の仕事につながります。運命共同体として、クライアントの頼れるCTOとして責任をもって仕事にたずさわろうとしてくれます。

だからクライアントに愛され、相見積になることがなく、継続して発注につながり、単価も上がり、年収も上がっていきます。

プログラミングのスキルだけでなく、クライアントやビジネスに興味を持って学び続ける人が「稼げる」エンジニアになるのだと思います。


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