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ハマサンゴとヒメジャコ|西表島のうみ・いきものetc. #5

 岸に近い浅いところでよく見られるのがハマサンゴの仲間です。

砂地に点在するハマサンゴの仲間

 海面近くまで大きくなると、干潮時に干上がってしまうようになるため、上には成長できず、横に成長していくそうです。そのため、上は平らな形をしています。

上が平らな形になったハマサンゴの仲間

 この平らな部分に、一瞬どきっとするくらい、とても鮮やかな模様が見えることがあります。
 正体は、穴を掘って住んでいるヒメジャコ(シャコガイの一種)の貝殻を覆っている膜(外套膜:がいとうまく)です。
 いろんな模様があり驚きます。自然のアート力は計り知れませんね!

ヒメジャコの外套膜
ヒメジャコの外套膜


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