若手プレイヤー達が、プレーしながら学んでいく!!
昨夜、第2回となる『未来創造委員会』を開催しました。
これは北九州ESD協議会に設置する委員会で、ぼくが(一応)委員長を仰せつかっております。
ESD(持続可能な社会づくりへの学び)の担い手として、
若い世代の人たちが輝けるように、多くの人たちに参画していただけるようにするにはどうしよう?
っていうのが命題です。
初開催となった前回の様子はコチラ!!
今回も、とてもとても良い会議ができました。
ぼくなりにアウトプットしておきたいと思います。
①歩み出しの方向性
この未来創造委員会は前述のとおり、とても漠然とした大きなミッションを抱えています。
どのような検討を進めていくのか、どちらの方向に歩み出していくのかは、最初に決めるべき大きなテーマです。
そこで、ぼくからの提案を含めて、皆さんと議決・確認させていただきました。
それは、『動きながらノウハウを学んでいこう!』ということです。
机上で、色んな議論を交わすのももちろん大切ですが、
若い世代の皆さんが、ESDの担い手として、どのように参画を増やしていくかという命題に対しては、やりながら、動きながら、そのノウハウを積み上げていく方が良いのかなと思いました。
これまでも、
実際にやってみると全然違ったりだとか、
関わる若い世代の皆さんも、頭でっかちになるよりは、まず参加してみて、まず手足を動かしてみて、まず人に触れて出会って、からの方が実感が沸くものと思います。
なので、動きながら考えていくこととしました。
幸いにも?(笑)
この未来創造委員会を母体として参画できる企画が目白押し!!(笑)
かなりいっぱいあります(笑)
みんなで携わりながら、そのノウハウを見つめていきましょう。
②若い世代の活躍のターゲットは、もっと若い世代!?
大学生や高校生、また若い世代の社会人の皆さん。
この世代・年代の皆さんの、ESD人材としての活躍の場を考えていきます。
前述のとおり、予定されている各種イベント等を並べます。
着目すべき点は、
『さらに若い世代(子ども達)』をターゲットとした活動ばかりということです。
若い世代の活躍の場は、
もっと若い世代の子ども達がターゲットとなっています。
子ども達にとっては、年齢の近いお兄ちゃんお姉ちゃんたちは、親しみやすくも、憧れをもてるような、キラキラな存在です。
『斜め上の関係』とよく呼んでいますが、
ぼくたち親世代の人たちとは、もっているエネルギーが違います。
そういった『ポジションパワー』を活かせるのが、また、若者が参画する動機になっていけると良いなと思います。
③プレーしながら、学んでいく。学びの循環。
こうした若者の参画において『学び』がいかにあるか、ということです。
これまでの学校教育のように、
「教えられる」という一方向的な学びを受け止めるだけの、インプットするだけの学びの場面が多かった世代です。
しかしながら、例えば子ども達をターゲットにESDに関する取組みをやるなかで、何かをアウトプットしていく活動では、子ども達にインプットを与える場であり、
そうした活動を通じて、また自分たちが学びを深めていくものです。
色んなことを企画し、準備し、実践し、伝え、振り返り。
各種のプレーを通じて、誰よりも、その実践者が学んでいくものです。
ぼくたちは、
『ESDに若い世代の参画を』という大きなテーマに対して、
実践する側のプレイヤーを増やしていくことが、ESD人材の拡がりや、ESDそのものの拡がりになっていくんだろうということを考えています。
④関わる『きっかけ』と『お膳立て』
これまで活動に携わってきた人にも、そのきっかけを確認してみると
何らかの『半強制的な』きっかけがあることが多いです。
いわば、「行ってこい」と背中を押されたきっかけから、関わりが始まっていることが多いんですね。
学生たちは、サークルやボランティア活動の募集などから、こうした入口から入ってきやすいものです。
でも、いざ社会人になると、入口が無い。
関わりのきっかけが無い。
というのが実情のようです。
民間さん、企業さんなどに持ち掛けて、
会社ぐるみで背中を押してもらえるような仕組みづくりができれば良いねっていう話題になりました。
ESDやSDGsの取組みは、CSR、ESG、社会貢献・地域貢献として、どの企業さんも考えてらっしゃいます。
会社で背中を押してもらって、社員さんに「行ってこい」って促していただけるような仕組みづくりができれば良いなと思います。
そんな『お膳立て』の仕組みも考えていけると良いなと思います。
一度、出会い、触れてみると、
その世界を知り、面白さや興味関心が増していけば、
個人的な関わりや、主体的な関わりも生まれてくるものと思います。
そんな場面をつくっていき、
ESDの人材バンクのようなネットワークを築いていけると良いなぁと思います。
⑤スモールステップ
実践を通じて、学びを得ていくという方向性です。
一番最初の、次のイベントは何だろう?
確認すると、7月下旬と8月の夏休みシーズンで、3回の『水』を知る活動を企画・準備していただいております。
安全を期すため、参加者の人数も絞っての活動ですが、子どもをメインターゲットとした、とても面白そうな、自然を満喫する活動です。
この委員会メンバーがスタッフとして参画しながら、ESDを見つめていきます。
次回の会議では、この3回のイベントをどのように運営するのかを詰めていきます。
でも、
ただ、イベントを実施するだけではステップアップになりません。
未来創造委員会はノウハウを積み上げる場です。もう少し課題を設定したいと思っています。
ひとつは、プレイヤー側の参画をどのように誘導するのか?
例えば、こうした活動に携わったことのない友達をいかに巻込んでいくか?(笑)
勧誘力とも言いますか、仲間を増やしていくための口説き方を学びたいですね。
もうひとつは、民間企業などの関わりをいかにつくっていくか?
民間さんは、やはりメリットが無いと動けません。
どんなメリットを見出し、中に入っていただくか。
これも口説き方にも似ていますが、設計や持ち掛け方を考えていけたらと思います。
この2点を宿題とし、次回の会議に臨みます。
『ESD人材の育成による若者の参画』という大きなテーマでの未来創造委員会です。
この3回のイベントは、対象規模からしても小さな企画です。
このスモールステップで、エッセンスを学び取っていけるようにしたいと思います。
この記事は、委員会の議事録ということでなく、ぼく自身の振り返りとアウトプットですのでご了承ください。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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