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成人式に付いて行く

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今年の成人式。緊急事態宣言の4日後。
判断が各自治体に委ねられる中、中止、延期、開催とどの決定も
苦渋の選択の末の決定かと思われます。
そんな中、横浜市の成人式は行われました。

弟さんと長女が助産院が一緒だったことで家族同士の付き合いをしているご家族からの依頼。成人を迎えた本人とは、5歳の時に運動会の写真を撮影して以来の再開。
今回は、成人式へ自宅から横浜アリーナに同行して
往来のスナップショットと友人との記念写真を撮るという仕事。
当日の周辺は、地域ごとに時間を分けて開催
入り口と出口を別の通りに設定し一方通行になるような工夫があり
現場で感じたのは、日常で行くスーパーよりも空いている印象でした。
僕は、どんな状況でも撮影するのは大丈夫な方ですが、
20歳の若者が、久しぶりに同窓生達に会うのに、おじさんカメラマンを同行させるなんて、恥ずかしさと友達になんて説明するのかなあとか本人は、どの程度まで理解してるのかなあと当日まで勝手に心配してました。
でも会ったら、そんなことは気にしてなくて、それよりもこんなコロナの状況で同行してくれる事に感謝と心配をしてくれました。
現地で寒いだろうとカイロまでくれました。
本人が友人達と合流する度に、
「親と知り合いのカメラマンで、写真を撮りに同行してくれている」と
絶妙な軽妙さで説明していました。

式の最中に待っていたカフェで、客の8割は晴れ着の人たち。
もちろん、電車から降りる人も歩道を行き交う人がほぼ、20歳の人たちの街に2時間ほど滞在した
若者達の印象は、ルールの中で精一杯楽しもうとしている感じでした。
親御さんから聞いた話では、人生を謳歌する時に一番コロナの影響を受けている世代なのではと。
学校に登校出来なくなり、飲み会ももちろん自粛して、友達に会うのも公園など主に外で会ったり、とても気を遣って生活しているとのこと。
最近の報道の風潮で若者がスケープゴートにされていますが、気を遣って生活しているほとんどなのに、どの世代にもいる一握りの人たちの為に、ひとまとめに語られるのは、その世代の人たちと接したことのない人達なのでは。少なくても、接した若者達は、気持ちの良い人たちでした。
そして、個人的に成人式の潜入疑似体験とても楽しい体験でした。

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批判ではなく
大人として、
こうしたらとアドバイスを送りたい
ただ、自分だって
大人としての振る舞いなんて
出来ているとは思えない
何なら若い頃の方が正義感に敏感でちゃんとしていたかもしれないと
色々なことを考えると歳を重ねるごとに自信を持てなくなってしまう。
新成人にも
大人にも
全ての人の気持ちがほぐれる素敵な言葉をお祝いの言葉とて贈ります。
「2021も
 みんな
呑気に元気で!
(谷川俊太郎)」

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