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社内のリーダー42名と向き合ってわかったこと

皆さん、こんにちは。コクーの入江です。
とある役員会でとある役員より「部活に参加してメンバーと飲んでたときに気付いたんだけど…」「入江さんの発信している内容や意図がメンバーまでちゃんと届いてないっぽいね」との指摘が…

たしかに、人数が年々増えていく中で直接的なコミュニケーションが減っているのも事実で、それを解消するために社内SNS発信や部活動への参加、社内イベントにも意識的に行って話をしたり聞いたりしてるつもりだったが、まだまだ不足していると反省。

トップ交流会始動

その中で一つの提案が「現場とマネジメントのハブとなっているグループリーダー(GL)に会社の方針などをセンスメイキング(腹落ち)してもらうことが大切だよね」「じゃあそのGLたち全員と入江さんが直接Q&Aしたり、飲み二ケーションすることで、理解の質が深まり結果の質が高まるでしょ!」ということで、私のγ-gtpの状態など聞かれる間も無いまま(笑)、役員陣の半ば強引な振り切りにより、この企画が始まりました。

トップ交流会と題して、全部門のGL42名を参集。ランダムの8つのグループに分け、4月下旬から6月初旬にかけて開催。全て懇親会付きなので、おかげさまで開始前時点で5月末までの夜予定がすべて埋まりました💦

内容は、各GLが私に対しての質問や提案などをスプシにまとめ、当日は最初の1hでQ&A、その後懇親会でフリーディスカッションするというシンプルなもの。質問内容のカテゴリ別の割合はこんな感じでした↓↓

全69の質問に対して、会社の方針が51%と圧倒的多数。一部質問を抜粋して紹介します。

・各部門や各GLに期待すること
・経営陣から今の会社や現場がどう見えているか
・会社の強み、弱み、理想と現実のギャップ
・会社方針や経営メッセージを現場メンバーまで理解浸透させる方法
・メンバーのWillと会社のWillをうまく紐づけるコツ
・退職者の事前事後対策についての考え方
・熱量やマインドをメンバーに共有する上で意識するポイント
・ダイバーシティ&インクルージョンの今後の取り組み
・地方創生の今後の具体的な方針や戦略
・各部門がブランド力を高めるために必要なこと
・〇〇女子のネーミングについて
・入江さんのパッションはどこからくるのか?(笑) など

すべての質問に対して真摯に回答しましたが、毎回熱くなりすぎて懇親会のお店に遅れるという失態もしばしば(笑)。でもQ&Aコミュニケーションと飲みニュケーションのセットは良かったな。あと写真も撮っておけば良かった…😭

気付いたこと

やってみて気付いたことを並べてみた。

・GL間の横のつながりができた
 ┗同レイヤー他部門の交流は皆が興味あって参考になるもの

・TMSがより強化できた

 ┗TMS(誰が何を知っているかを知っていることが最強という理論)の強化によって、GLの解決する幅が拡がった

・リーダーによって情報格差がある

 ┗アプリが散在していることもあり情報量も多いので抜け漏れが出てしまっている

・現場に近いリーダーだからこその視点やリアルが参考になった

 ┗いくつかの取り組み中の施策で具体的な改善点が見えたので即実行につながった

・noteなどの発信情報は以外と見ていない

 ┗忙しいので興味ある情報じゃないと見ないのかな?文力磨くべし

・自分たちが説明できるように確認するという質問が多かった

 ┗説明責任を果たす姿勢はすばらしい。でも質問責任をもって普段から情報を取りにきてもらえれば尚良し(マネージャでも部長でも事業部長でも私でも)

・やっぱりラフコミュニケーションは最高
🍻
 ┗飲みながらの方がぶっちゃけた話が出ていてそこに金脈があったりする

教訓と実践

●ニュアンス含めたQ&Aをシェア
今回スプシで皆の質問を見える化していたので最後の方のグループは重複してるから質問が少なかった。こうした疑問などは結構共通化するので、常に見える化したり適宜アップデートしていくことで、GLが少しでもマネジメントしやすくなるのではないかと感じた。単一情報に加えて背景やニュアンスも含めた情報を一覧化する今回のQA形式は良いかと思ったので、改めて意見を聞きながらベストな形を考えます。

●問題は常にどこにでもある
大切なことは、その問題を金脈として捉え、皆がテーブルに挙げてくれるか。そのためには「誰でも、いつでも、どんなことでも言える」ような心理的安全性を高める仕組みやカルチャーづくりが大切であると改めて感じました。

会社は経営陣だけでもマネジメント陣だけでもメンバーだけでも成長できません。また事業部だけでも営業や人事だけでも管理部だけでも成果は出ないのです。

だからこそ、タテヨコナナメそれぞれの立場において、お互いの違いを認め、ワンチームとしてシナジーが出るよう協働することが大切です。

その様々な物事を多面的かつ俯瞰的に見ながら社会や市場の風を読み、目的地を目指して舵取りするのが経営の役割です。

そのためには「森を見て木を見ず」でも「木を見て森を見ず」でもダメ。「OR思考」ではなく「&(アンド)思考」を持ちながら、タテヨコナナメの人たちとコミュニケーションをとっていくことが改めて大切だなと感じる良い機会でした。

因みにこれ全社員とやったらどうなるんだろう?社員とのコミュニケーションは大好きなのできっと気力は大丈夫だけど、体力が持つかどうかだな(笑)。でも個別のお誘いはスケジュール空いてるとこいつでもOKです!←内輪向けですみません。

現場感のリアルを忘れずに、日々感謝と誇りを持って、コクーのサステナブルな進化を支えられるように役割をまっとうしてまいります!

p.s
今回忙しい中調整してくれたリーダーの皆さんありがとう!引き続き圧倒的当事者意識を持ってグループを引っ張っていってもらうことを期待してます!


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