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読書ログ:投資としての読書 資産になる読書ログ、費用になる読書

「アウトプットを意識した読書」とは何なのかを知るために今一度考えるために読んでみました。

投資としての読書



最初から考えさせられるコメントが。
「読書は独学の単なる一つの形態でしかない。」人からヒアリングしたりインタビューしたり、友人の経験則から学ぶことも学びのリソースとして活用したいです。



●結論

読書を資産化するには、アウトプットを意識した読書が必要

読んだのに説明できない本は、費用となる読書。人より時間を割いていることも、アウトプットしていないとただの費用になってしまう。

読書だけではなく、仕事においても言語化できていないとせっかくの働きがただの費用になってしまう。アマゾンではパワポ(図示)が禁止→6ページ程度のワードで言語化させるらしい。図示も上手に行えばわかりやすいのですが、そこに齟齬が生まれるのはよくあること。

アウトプットを意識した読書とは、①全体感を把握し、②自分の言葉に変換しながら、③自分の問いをひねり出し続ける読書。

①全体感を持ちながらアウトプットする。


筋トレと同じようにどの筋肉を育てるか具体的にどんなアウトプットが欲しいのかを意識して読書する。

ビジネススキルの全体観の表がとても印象的で自分のビジネススキル全体像もこれに習って作成したい。

②他人の言葉は必ず自分の言葉に変換する。


引用しているだけでは、自分の血肉となっていない。自分で説明できて初めて理解している、

③自分で考えるとは、あらゆる立場から問いをひねり出すこと

本だけではなく、人から学ぶときも、受け身ではなく自ら考え、質問し、学ぶ姿勢が大切だと思わされました。


何を読むかが大事・数を回そう(良書は10冊に1冊程度)など細かいヒントも多く、と読みごたえのある本でした。


本書はビジネス本読書に焦点を挙げてるので、楽しみのための読書はあまりフォーカスされていません。


小説からの学びもあるけど、それは結果論で、小説から何かを学ぶとは予め設定できませんからね。去年まではビジネス本ばかり読んでいましたが、読む際の目標設定がない、むしろ目標設定としては「楽しむこと」であるプロセス重視の読書もいいなと思えたのが今年の読書体験でした。


と、2023年の読書体験の振り返りのきっかけにもできた良い本でした。

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