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海外在住者にありがちな「情報弱者」にならないために

海外移住するとは、今までの情報ソースが全く変わってしまうこと。

日本にいても入手できるユニバーサルな情報や共通の科学知識などありますが、現地情報に関しては、海外移住者は本当に情報弱者になりがち。

情報弱者を抜け出し、海外居住を楽しむための3つの方法を紹介します。


①現地ニュースを見よう

ニュースダイエットなど叫ばれていますし、ネガティブなニュースや不安を煽るマーケティングニュースは追わなくていいでしょうが、現地で話題のニュースは押さえるといいでしょう。
そこから現地人との共通の話題が生まれることも多いですし。

日本人には馴染みのない社会構造上の問題だったり、宗教人種に関わる問題だったり、日本では議論にならないような話がトップニュースになることもあれば、日本と同様の問題がとりあげられることがあり、現地に溶け込むための情報収集を行うことができます。

②日本人だけでなく現地人をフォローしよう

推しの芸能人や作家、ジャーナリストなど、フォローしているインフルエンサーはたくさんいると思います。

そういった自分の好きな人が日本人ばかりなら、少し幅を広げ、現地もしくは海外のインフルエンサーの中から似た人を探し、フォローしてみましょう。

日本人特有の話題を発信している場合を除き、その人が世界でただ唯一のロールモデルという事はありません。

お笑いだったり、教育系、ライフハック系、ファイナンス系、ジャンルは色々ありますが、ご自身が好きなインフルエンサーと似たような内容を話している人、同じポジションをとって同じ戦略をとっている現地人はほぼ必ずいます。

難しいのは料理やファッションですよね。そこは日本人特有のことを話しているが故にファンであることも多いと思うのですが、要は「自分の好きなものを現地で調達できないか」を考えることに尽きると思います。

情報化社会であるからこそ、日本の情報って外国に住んでいてもいつまででも手に入る。
それって良い面もあるけど、現地情報量がいつまでも少ない、というデメリットも大きいと考えています。

③現地の友達を作ろう

現地の情報強者になるためには、結局コレに尽きる。

海外移住した日本人がコミュニケーションを取りやすいのは、日本人、外国人、そして現地人の順になります。

ただし、日本人含め外国人だけの交友関係だと、やはり現地の情報弱者カテゴリーから逃れることはなかなかできません。だから外国人友達と過ごす快適な空間を抜け出して、現地人コミュニティに溶け込む努力が、海外移住者には必要です。


例えば、子供の学校問題にしても、現地人であれば、❶自身の経験、❷親族、友人の子供の経験、そして❸自分の子供の経験と、人生の至るところで長期に渡り、情報交換及び経験値を積み重ねているので、おそらく❸しか経験しない普通の外国人が、知識量で上回るわけがありません。

もちろん、海外での日本人コミュニティは重要だし、日本人及び外国人ならではの観点からしか得られない情報も多いので、大切な情報源になります。例えばどこで美味しい日本食材が手に入るか、などは現地人より日本人の方が詳しいでしょう。

ただ一般的な現地の情報収集という意味では、現地人ネットワークにかなうものはないのです。日本人としては常識であることが、現地では非常識であるなど、自分と異なる現地人と時間を過ごさないと見逃してしまうことが多くあります。


さらに幸せの研究によると(出典忘れました、思い出したら貼り付けます)、多種多様な人間関係を構築している人の方が、幸福感を感じやすいらしい。

情報強者になるためだけではなく、幸福感アップのためにも現地の友人関係を増やすのは大切ですね。


以上、当たり前のことばかりですが意外にできてない海外移住者は多い気がします。短期移住であればあるほど。

現代人の情報リソースの主要な部分を占める、ニュース、インフルエンサー、友人関係を現地調達していこう!という話でした。

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