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読書ログ:あなたのこども、そのままだと近視になります


眼科医の友人に、近視が進むのを防ぐ参考になる本を聞いたところ、この本を紹介してくださいました。知らないことばかりで、とてもためになりました!

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私は不勉強で全く知らなかったのですが、近年急速に近視が進んでいる理由は、スクリーンタイムの増加よりも、「屋外で過ごす時間が減少したこと」が大きな要因であるらしい。なぜ屋外で過ごす時間が重要かというと、それは太陽光。

380nm程度の波長の光を浴びることで近視が進むのを抑制されると発見されています。この光を筆者はバイオレットライトと名付けています。

子供だけではなく、大人でも近視が進んでいる原因の一つとして、過剰な紫外線カットが挙げられます。もちろん有害な紫外線はカットされるべきなのですが、通常のUV防止窓ガラスや、UVカット加工されているメガネやコンタクトレンズは、有害な紫外線320nmくらいを防止するために、余裕を設けて400nm以下の光を通さないように加工されており、近視抑制に効果のあるバイオレットライト380nmも防止されてしまっているらしい。なんと歯がゆい話。

筆者のチームは、バイオレットライトは通すが紫外線は通さないレンズの開発を目指していますが、まずは屋外で過ごす時間を増やすことが近視予防、近視進行予防には適しているようです。1日2時間程度は屋外で過ごすことが理想的ですが、難しければUV加工がされていない窓際で仕事するなどの対策が効果的だということです。

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