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 3月9日に最終回を迎えたNHKの「ブラタモリ」。以前から家族で楽しく視聴していた番組なので、非常に残念。タモリさんの体調が許すのであれば、今後ぜひ特番なので放送して欲しいと思う。

 先日、その「ブラタモリ」のアーカイブが放送されていました。旅のテーマは「奈良・飛鳥〜なぜ飛鳥は日本の国の礎となったのか?〜」。飛鳥時代にはすでに重要な建物を守るための「耐震技術」のあとが残っている。それは、日本という土地に暮らす人々の生活にとって、古来から地震がいかに近いものであったかを物語っていると言えるでしょう。

今日は3月11日。テレビでみた衝撃の映像からはや13年。地震と、それに起因した大津波は、奈良時代から遥かに進化した文明社会を、まるでその進化がなかったかのように、いとも容易く飲み込んでいく。

しかし、そんな絶望的な状況からでさえ、その度に人間は自然への畏怖と、自分たちを守る術を生み出してきました。

 過去の教訓を経て、今の私たちの生活があることに感謝をしなければなりません。

 犠牲になられた方がたのご冥福をお祈り申し上げます。

 
 
 

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