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purewedding
#617 懐かしのパリとオリンピックと国旗
パリ五輪の開会式があと1週間ほどに迫っています。フランスは私が幼少期に短い期間ながら過ごした思い出の国です。
私がいた時は、サッカーのW杯が同国で開催されていました。ジダンやアンリなど世界的スーパースターがいたフランス代表は、自国開催で自国優勝を達成。優勝したあの日は、私が暮らしていた田舎でもお祭り騒ぎ。
ふと窓から外を見れば、町中の人が外に出て酒をもち、フランス国旗をはためかせながら、踊り叫んでいました。今思えばそこにはナショナリズムの一端をみることができる。
特に移民国家として様々な人種・民族が混ざり合うフランスにとって、国旗というのは重要な共有価値なのかもしれません。
国旗には不思議な力がある。日本代表に選ばれた選手も、しばしば「日の丸をつけること」、「国を背負うこと」へのプレッシャーや責任について言及しています。もちろん自分を応援してくれる人への気持ちはすごく大事。だけど、主語が大きくなりすぎると、そこには危険性が出てきます。
国を背負う必要なんてない。なぜなら、あなたの人生だから。自分のために、自分がお世話になっている人のためにだけ頑張ってくれたらそれでいいのではないかと。
僕たちはただ、選手のみさなんが一生懸命プレーするのを、勝手に後押しするだけ。
頑張ってください。
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