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古民家

わりと近所に飛騨白川郷から移築された江戸時代後期の入母屋合掌造りの民家がある。玄関や書院造の座敷など農家の古民家とは思えないほど格式あるつくりになっている。

しかも、毎日、囲炉裏に火を入れていて、そこにいる間はもちろん、帰り道も服についた煙の匂いを楽しむことができる。

とてもいい匂いで大好き。

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古民家の中は、昼間でも真っ暗。

電気の無い時代、家の中はとても暗く、そこに射し込む光はとてもドラマチックだったんだなと思いながら、黒光りする床の上を歩く。

カテドラルに降り注ぐ光のよう。

しかも、煙の動きに合わせて踊る。

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訪れたときは、至るところに菊の花が活けられていた。

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囲炉裏の火は、いつまでも見ていられる。

係員のおじさまがいろいろ話して聞かせてくれる。

火も話も本当に飽きない。

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また、次の季節に。


いただいた資金は、誰かに会ったり見ることに使わせていただき、その景色をnoteで公開します。