ライバルの心を折る「一番きついシーンでのロングスパート」:竹安和也
箱根への憧れを捨てIPUへ私は、高校入学前から箱根駅伝が好きで憧れていました。絶対に高校で力をつけて、関東の大学で箱根を目指すんだという気持ちで部活動に打ち込んできました。その思いから、どんどんベストを更新し、3年時には一つの目標だった鳥取県高校総体で優勝を果たし、関東の大学からも内定を頂きました。しかし、私はそれを断りました。箱根以外にも興味を持ち始め、トラックで記録を狙いたい気持ちになったこと、そして、地方の大学で出雲や全日本で関東に勝ちたいという思いに変わったことが理由