見出し画像

【スターオーシャン】セカンドストーリーをリメイクしたなら当然ブルースフィアもリメイクすべきでしょうよ

大変めでたいことに、昨年11月、あの名作ゲーム「スターオーシャン セカンドストーリー(以下SO2)」が最新ハードでリメイクされた。
いやあ、あの、小学生時代の思い出のゲームがね…思い出の…思い出…。
思い出…?

ど、同梱されてた「アストロノーカ」体験版の思い出しかねえ!!!!
バブーを川に流せ!!!!

なんでなんだろうな!?
うちにあったから多分やったはずなのに、ストーリーの印象がまるでない!
IC(アイテムクリエイション)の思い出は多少ある!が、それだけだ。
もしかしたら小学生には難易度が高かったとかで、途中でプレイをやめてしまったのかもしれない。
だとしたら、もったいないことをしたなあ。

…まあなんにしても。
記憶がないならそれはそれで、リメイクをプレイすると新鮮に楽しめるということだぜーッ!!!
タイミングを見てプレイしたいと考えております。

しかし、SO2のキャラクター達には、まるで当時友達だったかのような、深い親近感を覚えている。
ディアス、セリーヌさん、ノエル、その他のみんな…!(宇宙船待機組…!)(病床のクロード…!)

これは何故かというと、SO2にあまりハマらなかったのに、
「スターオーシャン ブルースフィア」
にはドハマりしていたからなんだぜ!!!

スターオーシャン ブルースフィアとは?

ゲームボーイ(カラー)からゲームボーイアドバンスへの過渡期に発売された、名作ソフトだ。
ゲームボーイというハードの持つポテンシャルを限界ギリギリまで発揮し、やりこみ要素をギチギチに詰めた意欲作なのだ。
俺は、こちらの記事でも軽く触れたとおり、

このブルースフィアを、ゲームボーイソフトにおけるある種の到達点として、非常に高く評価している。
では具体的に、何がそんなに素晴らしいのか?
それは、


以上4項目である!!!
これから各項目について説明していくぞ。

① 異様に滑らかに動くバトル

いや、これってマジでゲームボーイですか!?
戦闘アニメがにゅるにゅる動きすぎて怖いよお!!!
スーファミで出た「テイルズ オブ ファンタジア」とかご存じだろうか。
あんな感じで、戦闘時、横スクロールの格ゲーみたいになるんですよ。

アッ、これはディアスさんです。かっこいいね!!!
このちびっこいキャラクターがグリグリ動いて、しかも敵との距離によって通常攻撃が変わったりするんですよ!さらにコンボも繋がるぞ!
加えて、味方パーティ3人+敵が同時に動くリアルタイムモーションバトル。
前衛が殴ってる間に、後衛が呪文を唱えたりするよ。

な、なんだこれ!?
繰り返しますが、ゲームボーイでこれやってるのおかしいのよ!

② 12人のキャラ毎の個性

プレイアブルキャラが12人もいる!!!(その中から3人パーティを組む)
こんなにいるのに、キャラクターごとの個性があって色々なキャラを使ってやりたくなる!

例えば、戦闘時の役割の違い。
ディアスやボーマン、アシュトンはやっぱり近接が強い。
プリシスやオペラ、チサトなんかは必殺技が強い。
そしてレオンやセリーヌさん、レナはもちろん呪文が強い。
エルネストさんはリーチが長い。
ノエルはヒーラーとして頼もしい。
クロードは…使ったことがねえ…。すまねえ…。(大体病床)

移動中に使えるフィールドアクションの違い。
ボーマンは生えてる薬草を摘めたり。
チサトが敵の写真を撮れたり。
アシュトンの背中からギョロが火を吐いたり。
レナなら死人を蘇生したり。
アッ、クロードはフェイズガンが撃てるぞ!
やったな!クロード!

伸びやすいスキル、伸びにくいスキルの違い。
そこから派生するクリエイト特技の違い。
好きな食べ物の違い。

こんなに違う12人の仲間から3人しか選べないんだぜ!
そりゃあ、何周もできちゃうよなあ!

③ 楽しい楽しいアイテムクリエイション

ブルースフィアのアイテムクリエイションは、そのすべてがミニゲームになっておるのです!!!

例えば「料理」なら、フライパンをひっくり返す精度を測るミニゲーム!

「アート」!マジカルクレイをこね回して点数を稼ぐミニゲーム!

「マシーナリー」!はんだごてを振り回して回路をつなぐミニゲーム!

「鍛冶屋」!装備品に金属を叩き込んでいくミニゲーム!

その他多数取り揃えております!!!!!
これが楽しいんだよ!
ミニゲームの結果に応じて、出来上がるアイテムの質が変わるから本気になるよぉ~!!!

いや、面倒だと思ったこともあるよ…?
4歳下の妹に「やっといて」って押し付けてたよ?

でもやっぱり、楽しかった!って思い出があります!
これを体験しちゃうと、もう戻れないってね!

④ 自由な探索と育成

なんと、ストーリー上行かなくても問題ないダンジョンがいっぱいあります!!!!
そんな、ゲームボーイソフトの限られた容量を!!!贅沢に使いやがって!!!
でもそこが好き!!!!!

そしてこのゲームの最も難しくも面白いところが、キャラクターの成長システムにあります。
なんと、各キャラクターにレベルがありません。
成長はすべて、パーティ共有のスキルポイントを振り分け、スキルレベルを上げることによって行われます。

スキルは4カテゴリ「戦闘」「知識」「技術」「感覚」に分かれており、
いいか?ここが大事なことなんだが、

意地悪なことに、どれだけスキルポイントをつぎ込もうとも、全スキルレベルをマックスまで上げることができないのです!!!!

これは、「戦闘」⇔「知識」、「感覚」⇔「技術」がそれぞれ相反し、片方のスキルレベルを上げるともう片方のスキルが習得できなくなる、というクソ難しいシステムになっているためなのです。
いやあ、このシステムのおかげで、
バランスよくスキルを上げようとするとどうしようもない無能が出来上がるという(しかもポイントの振り直しもできない!)罠に引っかかっちまうんですよね!
なあクロード?おい、聞いてるかクロード?

かと言って完全に特化しても、必殺技やクリエイト特技の習得がうまくいかなかったりと、なかなかうまくいきませんね。
まあキャラクターは12人もおりますので、戦闘はダメだけどクリエイトは大得意!みたいなキャラが何人かいてもいいんじゃないかな。
失敗を恐れずにスキルを振っていこうぜ!



さて、駆け足で語らせていただいたが!
少しでも伝わっただろうか?
俺がどれほどスターオーシャン ブルースフィアのリメイクを待ち望んでいるのかを…!

ちょっと語り足りないので、次回はキャラ寸評やっていこうと思いますわ。
お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?