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【一風堂 開発秘話】「プラントベースってどんな味?」、もっと身近にプラントベースを。

一風堂では、2021年2月に「とんこつのようでとんこつじゃない」植物性由来100%のプラントベース赤丸を限定発売しています。

また、より多くのお客様へ届けたい想いから「おうちでIPPUDO」シリーズのひとつとして、乾麺タイプのプラントベース商品(2食入り)を開発しました!

開発にかける思い「プラントベース食品の味の違和感を無くしたい」

_今回、おうちでIPPUDOシリーズにも「プラントベース」シリーズが登場しましたが、通販商品の計画はもともとあったのでしょうか?

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商品開発の冨田さん

冨田:はい、2021年の店頭でのプラントベース赤丸の発売から、やはり通販でも販売していきたいと開発を進めてきました。もちろんお客様からのご要望もいただきました。
 一風堂は全日空さんへ機内食としてラーメンを提供しているのですが、豚骨を召し上がれない方のために味噌ラーメンをご用意していました。もし「プラントベース赤丸」が製品化できれば機内食へも広げていくことができますよね。もともと「おうちでIPPUDO」シリーズは、おみやげやご自宅で一風堂の味を楽しめるようにと始まりました。1食箱は生めんで販売しています。
 コロナ禍が始まってからは、外出を控えている方もいらっしゃることから、ご自宅で楽しめる商品を増やせるようにと考えていきました。今は、より気軽に手に取っていただくために、さまざまな価格帯の商品を開発しています。

【手軽な乾麺(棒ラーメン)も2021年秋に新発売】

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_一風堂監修の商品で気をつけていることはありますか?

冨田:いち消費者として「おいしいかどうか」を大切にしています。やはり「一風堂」という名前が出ますので、そこは譲れません。販売する価格帯で使用できる材料はもちろん変わります。その価格でのおいしさの中でも最高のもの、「これは美味しい」と自信を持ってお伝えできるように妥協せず取り組んでいます。

_今回の「プラントベース白丸・赤丸」のこだわりポイントを教えてください。

冨田:こだわりポイントは「まるでとんこつ」ですね。そう言って遜色ない植物性由来100%のプラントベース白丸・赤丸だと自負しています。
 「プラントベース」と聞いてまだ馴染みのない方は「どんな味なのだろう」と思われたり、価格も従来商品と比べると少し割高に感じることもあるかと思います。まだ食べたことがないもの、味のイメージがわかないものはなかなか試しづらいですよね。
 また、これまでに食べたことのあるプラントベース食品から「プラントベースってこういう味」とイメージが固まっている方もいると思います。私自身、昔に食べたプラントベース食品で「違和感」を感じることもありました。そこを乗り越えようと、開発と試食に1年間かけ、発売することができました。
 プラントベース食品は、これから当たり前の選択肢になっていくと思います。一風堂のプラントベースが、たくさんの方に「おいしい」と選んでいただけるように。一風堂がプラントベースを作る理由のひとつです。

_現在店頭で販売している「プラントベース赤丸」と違いがありますか?

冨田:はい、スープがお店と通販商品では異なります。一風堂のお店で提供している「プラントベース赤丸」はポルチーニ茸のだしと豆乳ベースとかけあわせたスープで、香りにも特徴があります。
 ご自宅用の製品にするためには、スープの小袋(液体スープ)化がひとつの関門でした。お店の商品に近いスープを小袋化しようとしたところ、味が変わったり、スープの色味も変化したりとなかなか求めるものが出来上がらずで。ですので、通販で販売している「プラントベース白丸・赤丸(2食入り)」は、スープの基本の発想を変えて作り、その後とんこつ風に近づけていきました。

「おうちでプラントベース」の楽しみ方

_ご家庭用の「プラントベース白丸・赤丸」のおすすめの食べ方を教えていただけますか?

冨田:やはりプラントベースにはきのこが合うと思います。一風堂のお店で発売している「プラントベース赤丸 Ver2.0」では、きのこ・もやし・レンコンチャーシューを使用していますが、ご家庭だともっと気軽な食材がいいですよね。にんにくで香りづけしたオイルできのこを炒めて、厚揚げをトッピングにしましょうか。

【おうちでIPPUDO】プラントベース白丸・赤丸

乾麺・スープ2食分、赤丸用に香油と辛味噌入り

おうちで「プラントベース白丸」のおすすめトッピング

プラントベース白丸

【使用した食材】
ラーメン:「プラントベース白丸・赤丸2食入り」より1食分
トッピング:
★お好きなきのこ、ニンニク少量・オリーブオイル
★厚揚げ
・お好みで高菜やねぎなど
・もやし
※もやしと麺は別々でゆでるので、小鍋は2つ使うのがおすすめです

【手順】
①食材をカット
②★食材を炒める
③もやしを茹でる
④麺を茹でる
⑤トッピングをのせて完成

①食材をカットします

にんにく、きのこ、ねぎ、厚揚げをカット。
きのこは「まいたけ」と「椎茸」を使いました。

②食材を炒める

にんにくでオリーブオイルを香りづけ。香りが出てきたら準備OK。
強火でさっと炒めていきます。
少し醤油で色付けしました。お好みで砂糖・みりんで味付けするのもおすすめ。
炒めたきのこはフライパンから別のお皿に移して、フライパンの油をさっと拭き取ります。
次は厚揚げを焼きます。
片面ずつ焼き目を付けていきます。
両面焼き目が付いたら別皿へ移します。

③もやしを茹でる

お湯を沸かします
沸騰したら、さっと20秒茹でて、水を切ります。
茹でたもやしはボウルにいれておきます。

麺のゆで時間が1分なので、ほかにもトッピングしたいものがあれば先に準備をしておきます。

一風堂の高菜もおすすめ。内容量250gと4人分くらいの高菜チャーハンも作れるくらいの量です!

④麺を茹でる(1分10秒くらい)

もやしとは別のお鍋で、決められた分量(450ml)のお湯を沸かしておきます。
タイマーの「1分10秒」は茹で時間。
沸騰したお湯に、乾麺を投入!
タイマーが鳴ったら、火を止め、液体スープを入れます。
最後まで出し切ったら、お湯と混ぜます。
どんぶりに移して、
麺を整えて

⑤トッピングをのせて

\\完成です!//

冨田:プラントベース赤丸は「赤丸香油」「赤丸味噌」を仕上げにのせてくださいね。袋には、乾麺とスープが入っていますので、トッピングはご自由にお楽しみください。野菜をたっぷり載せてもいいし、市販のプラントベース食品とも併せたり、自由にお楽しみいただきたいです。

_冨田さん、ご紹介ありがとうございました!

お買い求めはこちらから!

本記事で紹介した「おうちでIPPUDO」シリーズは、数量・期間限定で一風堂公式通販サイトからご購入いただけます。気になる方はお正月の機会にぜひお試しください。

プラントベース白丸・赤丸、2食入り1080円(税込)
一風堂公式通販サイト:https://ec-ippudo.com/

※2021年12月27日以降、お正月期間のご注文は2022年1月4日以降での出荷対応となります。
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