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無知の強み

noteで色々な記事を読んでいると20代の若い世代で
チャレンジしている方が多くて嬉しくなります。

全く知らない分野に飛び込んで、何でも自分でやってみる。
めちゃくちゃだし、ルール無視。はたから見ているとハラハラ
するような展開。もっと楽なやりかたもあるのにと思うけれど
本人たちは楽しそうなんですよね。

自分たちも、きっと周りの大人たちからはそう見えていたと
気づきます。今も心配されてるけど。

思えば20代の頃の自分が休日を利用して販売していた
商品は色々アウトでした。もう時効かな・・・・

自白1 ワンルームでいちごジャム

農家さんから規格外のいちごを引き取りジャムにして販売
製造場所:自宅ワンルームの極小キッチン※もちろん保健所許可なし
製造方法:家庭用2口コンロとニトリの鍋を使用。
     一度に5本しか作れないので徹夜で繰り返す。
    ※部屋が1週間くらい濃厚いちごフレーバーになります。
販売場所:知り合いに販売→これはギリセーフ?
     知人の紹介で地元百貨店に納品→完全アウト・・・

自白2 美味しく出来たカレー(真空?)

カレー作りにはまり、中華の調味料でオリジナルカレーを作る
『美味しく出来た』ので真空パックにして販売
製造場所:2LDKアパートキッチン※やっぱり保健所許可なし
製造方法:中華鍋で調理しリビングで自然冷却。一度に作れるのは10食。
     家庭用真空機で真空。←使ってみたかった。
販売場所:知り合いのカフェに定期納品→アウトです。

自白3 嫁の手包み餃子

餃子の会社に就職したので自分でも作ってみた(?)。
会社からパックを分けてもらい箱詰めして販売。
製造場所:2LDKアパートキッチン&リビングのテーブル
     ※保健所の許可・・・あるわけがない
製造方法:キッチンにて自分が具を作り、状況をイマイチ理解していない
     妻がリビングのテーブルでテレビを見ながら包む。
     専用パックに入れ真空(家庭用)。自宅の冷凍庫で冷凍。
     手作りのラベルをつけて完成!(笑)

販売場所:知り合いにメール注文を受け付けて配達。→たぶんセーフ

ごっこ遊びのようではあるけれど、自分の作った物を自分の責任で
売りお金をもらうという商売との出会いでもありました。
若さは言い訳かもしれませんが、知識も無く規則も知らないまま
ただただ『やってみたい』がストレートに行動になっていました。

もちろん、今考えれば何事もなかったから良かったものの
決して真似してほしくない事ばかりです。

でも、この時期の物を知らないという強さは物事を進めるという
意味ではすごい力を発揮する。

安全・確実を意識しすぎて知識を付けてから始めようとすると
どうしても時間がかかるし、選択肢も無難なものになりがちです。
時には、若者をみならって準備をせずに『まずやってみる』
のも楽しいかもしれないですね。

そして今まさにチャレンジ中の人たちには、周りに心配されても
バカバカしい事でも、とにかくやってみて失敗と回り道を
目いっぱい楽しんでほしいと思います。

これからnoteやリアルでそういう人と沢山知り合える事を期待して
自分も面白いヤツになれるよう行動していきます!

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