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知らない間に情報弱者に。飲食店経営者へ保健所通いのススメ

コロナの拡大が起こる前から自分はよく保健所に
行きます。分からない事、気になる事が有るたびに
行くので多分、保健所の職員さんに
『また来たよ・・・』と思われてる(笑)

今回はHACCP(ハサップ)について
聞きたいことがあって行ってきたのですが
皆さんHACCPを知っていますか?

当然知ってるという方
聞いたことあるなぁという方
何それ、美味しいの?という方

今回は詳しい説明はしませんが簡単に言うと
食品の衛生管理に関する手法で、
今世界的に導入が始まっています。

今回の記事ではHACCPの内容を
お伝えしたいわけではなく、もっと手前。

『コレ、6月から義務化だけど皆知ってるの?』

って話です。HACCPは今年の6月から原則として
全ての食品等事業者に義務化されます。
つまり、大手チェーンも小さな喫茶店や居酒屋も
飲食店は義務化の対象なのです!
コロナの対応でテイクアウトの許可だの何だのと
言っているけれど、この事実をみんな忘れているのか。
いや、むしろ知らないのでは・・・
ちなみに保健所の職員さん曰く
内容については4月の講習会で話す予定だったんですけど。』
※コロナの影響で講習会は中止になった
つまりHACCP自体は知っている前提。
だから、教えてあげました。
多分、個人の飲食店HACCP自体知らない人結構いますよ。
とても驚いてました・・・

これに限らず保健所に行くと毎回新しい情報が
入ります。しかも本来知っていないとマズいよねって
なることが多い。例えば今回は食品の栄養成分表示。
お弁当を販売する方も増えたのでシールなどで
『食物繊維豊富!』とか『ビタミンたっぷり』など
キャッチコピー的に貼ることもあるかと思うのですが
その場合基本の表示範囲プラスその文言の裏付けになる
栄養成分表示を追加
する必要があるとか
栄養成分表示の義務は製造者ではなく販売者の事業規模
によって決まるとか。知ってました?

保健所の方は聞けば親切に教えてくれます。

そう、聞けば。聞かないと教えてくれません。
だって知ってると思ってるから。
これに対して行政の怠慢だとか文句を言っても
時間の無駄です。まずは自分たちが知る努力をする
方が早いと思います。困るのは自分なのだから。

それに、物は考え様で聞けば教えてもらえる
という環境は非常に便利だと思うのです。
こちらが常にアンテナをはり、情報をキャッチする。
その情報について分からないことがあれば
保健所に聞きに行く。そうすれば正確な情報
丁寧に教えてくれる。しかも無料で。
使わないと損ですよね。

これは保健所に限らず税務署や公共機関に
置き換えても同じで自分は分からない事があると
直接聞きに行きます。そしてついでに新しい
情報も聞き出して帰ります。

そうやって得た確実な情報が他店との差になる
知らないより知ってた方が有利です。

飲食店にとって保健所は敵ではなく味方
そう思って上手く付き合えるといいですね!



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