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〈植田陽翔〉 2023 IPPO メンバー

♦︎はじめに♦︎


こんにちは!
もう毎度おなじみですね✨

IPPO 運営の宮崎です!

さて、
IPPO 2023 参加メンバーによる
note執筆リレー
今回は、8人目、
毎日投稿1週間を超えました!👏👏

今までの公開記事はこちらです💁‍♀️

さて、記念すべき
末広がりの数
8人目のメンバーは
はるかちゃんです!

彼女は、とても心が優しくて
いろんな人に寄り添える
こころの広い人。

でもそれだけじゃなく

自分の使命や
やるべきことを
常に考えていて
思考し続ける

芯の強い女性でもあります。

そんな彼女が
セブでの時間で
何を思ったのか。

はるかちゃんが感じた
セブの世界へ!
いってらっしゃ〜い!



自己紹介


 
こんにちは!
東京学芸大学 教育学部
教育支援課程 教育支援専攻
生涯スポーツコース、2年の
植田陽翔と申します。

主に教育支援を学びながら、
運動生理学などの
競技スポーツに特化した内容にも
力を入れて勉強しています。

スポーツは中学生から現在にかけて
陸上競技に本格的に取り組んでおり、
専門種目は七種競技です。

楽しみながらも苦しい練習を乗り越えて、
自分と戦う日々を送っています。
 
 

IPPOに参加した理由


 

〈IPPOとの出会い〉



IPPOとの出会いは、
バジル(IPPOメンバー大杉昌徹)が
直樹さん(IPPO運営メンバー)を
授業に呼んでくれた日です。

何かプロジェクトの説明があるとは聞いていましたが、
授業時間残り5分、
質疑応答もほとんど無く、
早足でしていただいたプレゼン内容に、
あんなに心動かされるとは思っていませんでした。

セブンスピリットの紹介動画を初めて見たのもこの日で、
決してマイナス感情ではないけれど
言い表すことのできない感情で
涙が出たのを覚えています。
 

参加はその日に決心しました。

“スポーツにある感動の力、可能性”。

これは私が一生守って信じたいものです。

IPPOプロジェクトの

“100万人の笑顔を生む”

“広げようスポーツの可能性”

“夢中は心を豊かにする”

“感動を届けよう” 

という言葉の数々を聞いて、
私が参加しなくてどうする!

という気持ちでいっぱいになりました。
 

〈IPPOへの希望〉



もともと将来は
オリンピックに関わる仕事がしたく、
プロの選手が受けているサービスやサポートを、
公立中学校などの
専門的な指導者環境に恵まれない
ジュニアアスリートに提供できればいいな
とも考えていました。

私自身、
中学生の時に企業の方がしてくださった、
たった一回の栄養指導(サプリメントの宣伝)で
競技に対する意識がガラリと変わり、
実績も伸びて世界が広がりました。

たった一回の経験。

IPPOで私も子供達に感動を届けられるかもしれない、

スポーツの楽しさを伝えることができるかもしれない、

というか届けたい! 

この気持ちが私の一歩につながりました。
 
 バジル、直樹さん、ありがとうございました。
 

 

実際に行ってみて


〈出てきた問い〉


子供達の笑顔は世界共通でした。
 
子供達と触れ合う1週間を過ごして、
心の底からそう思いました。

初めて運動会練習の会場に入った時、
「コンニチハ!」
「Hello!」と
元気よく迎え入れてくれる子供達の顔は
文字通り笑顔が弾けていました。

ボールやフラフープを出せば一斉に遊びだし、
ケンカも無く夢中で好きなことをする。

年上のお姉ちゃんお兄ちゃんは
みんなを整列させたり、
こちらの英語をビサヤ語に変換して
低学年の子達に説明したりする、
普通の子供達でした。


運動会にて
全力でチームダンスをするみんな

しかし、
次の日スラムに行ったことで私の軽率な考え、
バイアスを思い知らされました。

さっきまで一緒に笑顔で遊んでいた子供達が、
何人もスラムに住んでいたのです。

ショックだった

という表現は
あまりにも失礼なのかもしれないですが、
涙が出てきました。

でも
この子達にとってこの生活は普通のことで、
私の普通を押し付けるのは違うということは、
後々になって頭を整理することができました。

スラムの中に入って見たことは、

大きいネズミ、
傷だらけの猫や犬、
洗濯物、
狭すぎる通路、
汚い水、
足場の悪い狭い通路、
扉などない家、
寝ている大人、
そして臭い・・・。

正直、
通路の横にある家を直視できませんでした。

観光だったら絶対に近寄れない場所、
そこを自分が歩いているという事実、
恐怖。

でも
手を引いて歩いてくれた子供達は
笑顔でした。

最初に子供の笑顔は世界共通と言いながらも、

「なんでこの子達は笑顔でいられるのだろう」
と感じたのは事実です。

「普通ってなんだろう」
「支援するってなんだろう」
「かわいそうってなんだろう」

たくさんの問いが出てきました。

一歩を踏み出せたから体感できた問いは、
私の財産になるなと感じています。


スタディツアーで行った『ゴミ山』
セブ島にある。
ゴミが蓄積されて、そこに草木が生い茂った。


〈少女との出会い〉


 
運動会を通して仲良くなった13歳の女の子に、
運動会当日のお昼、
将来の夢を聞いてみると、
その子は
「警察官になりたい」
と言いました。

なぜかと聞くと
「お母さんの夢だけど、
お金がなくて叶えることができなかったから」。

運動会が無事成功し
お別れの時間になり、
私はその子に
どうしても夢を諦めてほしくなくて

「I believe that you will make your dreams come true.」

と伝えました。

believeという表現で正しかったのか、
わかりません。

でもその子は泣いている私を見て
「Don’t cry.」と優しく笑ってくれました。

この子達のために
他にできることをしたいけれど、
帰国しなければいけない。

置いていってしまう感覚に
とても辛さを感じました。


運動会練習の時に撮った写真


 

セブで感じた感情はもちろん、
このプロジェクトを企画運営するために集まった
志高い仲間との出会いは、
自分が一歩踏み出したから得ることのできた
貴重な経験です。

自分にはまだまだやれることがある、
やりたいことがある!
と発見もできました。
 
 

次にやりたいこと


 
まずはこの経験を伝えることです。

親しい友達、
報告会に来てくださる方々、
このnoteをはじめとする
SNSを見てくださる方々に、
しっかりと体験を伝えるために、
自分の溢れ出す感情を整理していきます。

将来的にはもう一度あの子供達に会いたいです!

みんなで♪I love cebuを踊れたら最高です。

 └リリックバージョン
 (セブで出会った、最高の音楽!みんなダンスしてるんです✨)


また、インフラの整備にも関わってみたいと思っています。

夢を持っている子供達も
あの環境下で生活していると、
寿命が先進国と比べて
かなり短くなってしまう現状があるのです。

自分ができることは多くないかもしれませんが、
もう一歩踏み出すことに抵抗はありません。

できることから少しずつ、
チャレンジしていきます。
 
 

伝えたいメッセージ


 
読んでいただき、ありがとうございました。

正直なところ、文章では伝えきれません。
だからこそ体験していただきたいです。

もし他の分野でも、
自分の心が一瞬でも動いたのなら
IPPO踏み出してください。

私は今回の経験が心の中で光り輝いています。

私たちのIPPOで子供達の笑顔が続きますように。


 “伝われスポーツの可能性”


IPPO 2023 参加メンバー


♦︎編集後記♦︎


スポーツの可能性


言葉の一つひとつから
彼女自身の強さ、
”自分にできることをやりきる”
そんな意志、志を感じました。

現在、彼女自身が
スポーツに熱中しているからこそ

彼女自身が自分の可能性を信じているからこそ

『スポーツの可能性』という言葉が
紡ぎ出されたのでは
とも感じています。

これから
どんな可能性を
引っ張り出すのか
ますます楽しみです!!!


♦︎次回予告・お願い♦︎

次回予告

明日は、

とても純粋で
でも、
正義感がとても強い。

このIPPOを通して
大きく感じるものが
あったようです。

彼は
何をみて 驚き、
何に 心震え、
そして彼の中で
芽生えた大きなる種とは・・・

明日も更新するので
お楽しみに✨
(毎日更新中です〜〜〜)

スキやコメント、
お待ちしております!
(励みになります✨)


お願い



また、
私たちは、多くの人にこの記事を届けたいと思っています!


ぜひこの記事やIPPOについて
SNSなどでの
シェア・拡散をドシドシお願いいたします!


♦︎IPPO運営団体紹介♦︎


〜〜セブで子どもたちへの支援をしている団体〜〜

▼NPO法人セブンスピリットさん


〜〜日本でスポーツ教育界における
  未来への種まきをしている団体〜〜

▼任意団体CarryAge

▼Instagram
https://www.instagram.com/carryage_carriage/

└スポーツ教育コミュニティ SeeD.S

▼Instagram
https://www.instagram.com/seed_sports/

▼リットリンク
https://lit.link/seeds


♦︎期間限定告知♦︎


IPPOの報告会を都内にて行うことが決定いたしました!

2023年 9月30日(土)チラシ


実際に参加したメンバーと
リアルに対話し、
現地で撮ってきた写真を使った
ワークショップも行います!

ご来場いただいた皆様に
心を込めたワークショプを提供したいため、
参加申し込み必須となります!


▼イベント詳細

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日時:2023年9月30日 (土)
   14:00〜17:00
   ※時間は、前後する可能性がございます。
    予め、ご了承ください。

場所:東京23区内
   ※アクセス詳細に関しては
    参加申し込みしていただいた方に
    お申し込み後、ご連絡いたします。

参加費: ¥1,000  社会人
     ¥500  学生

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▼参加申し込みフォーム


みなさんのご応募、
お待ちしております!✨

(ご応募が多数となった場合、
 締め切らせていただく場合がございます。)


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