最近 #死にかける

CTに呼ばれてストレッチャーのまま移動。
検査台に移って、(詳しく覚えてないけど)最初は造影剤を入れずにそのまま撮った気がする。

次は、造影剤入れますねーと、注射を繋がれる。
造影剤入った途端、体内がゾワゾワゾワー!っとすごい熱くなってびっくりした。思っていた何倍も普段味わうことのない感覚で怖くて、気持ち悪い。

「はい、撮りますねー」と
息を止める指示のランプみたいなのと音声が流れる。とにかく胸の辺りが猛烈に熱くて(これは通常の造影剤の影響)、次第に呼吸がしにくくなる。
造影剤入れて1回目の撮り終わった頃には、本当に息苦しくて、技師さん?か研修医らしき先生?かどっちかだったと思うけど、「きついですか?」と聞かれて、うなづいて「息苦しい」と伝えたけど声もまともに出なくて唸って、上に上げてる手もじっとできない感じだった。
止められるかな?と一瞬思ったけど「あと1回で終わりなのでー(頑張りましょ〜みたいな感じ)」とのことだったから、私もアナフィラキシー起こしてるとは思わず「造影CTってこんなに苦しくて命懸けレベルの拷問なんだ(泣)」と、とにかく恐ろしく思っていた。

2回目の撮影になり、更にどんどん胸から上が苦しくて、
"首絞められて死ぬ時ってこんな感じなのか/首吊り自殺なんてできたもんじゃないな/死ぬって苦しいな/死ぬんだぁ"と死の事だけ考えてた。半分夢みたいな感じ。

撮影終わって、造影剤外して、ようやく造影剤の熱さからは解放。
解放された安心感と同時に「CTってこんな生死彷徨うような体験するんだ」と引き続き恐しく思っていた。
抜いてから徐々に落ち着いていっているのは分かったけど、胸から喉がまだ苦しくて、呼吸もきちんとできないまま。
ストレッチャー移動する為に色々身の回りの点滴とか整えてもらってる時だったと思うけど、くしゃみが連続で出て(恥ずかしい!と思ってた)、その瞬間、周りにいた人たちがハッとした感じで「アナフィラキシー起こしてる!」と。

その声を聞いて、「え、あの死にそうだったのって造影剤の通常モードじゃなかったってこと!?やっぱ、あの苦しさ異常だよな!?そりゃ死にそうになるわけだ...」と気付く。
ぼやぼやしながらも、さっきの死にかけたような感覚が離れず。

CT室から処置室に移動してる時に落ち着いてきたけど、唾飲んだタイミングで、喉がめちゃくちゃイガイガしてることに気付く。あまりのイガイガ感に「喉にクッパいる!」と思った。

移動中先生にも喉のイガイガ聞かれて、「イガイガしてる」と伝えたら、 「あー、検査中も?」「はい、息苦しかった」「検査中から出てのかー」と。

処置室に待機してた先生にも、アナフィラキシー起こして〜と、CTの時の様子を付き添ってた人から伝えられていた。
造影CTの1回目の後に苦しんでいた様子は、私に苦しいか確認した人以外も分かっていたらしく?
「1回目から何ちゃらで〜」と説明している時に、それを聞いた先生は、「そのまま続けたの!?」って言ってたから、あーこの先生ならアレルギー疑ってその時点で止めたのかなぁ?と思った。

ただ、造影剤アレルギー以前に、アレルギーなくても造影剤そのもののあの熱い感じがキツイものだと私も分かったし、造影剤でみんな苦しそうになるのは割と当たり前で、その苦しみ方が、アレルギー反応で苦しそうにしてるのか判断するのは意外と難しいのかな?と思った。くしゃみははっきり伝わるからいいな。(いいな?)

とにかく、先生や看護師さんがこんな時間に何人も対応してくれてることに感謝。

アレルギーを抑える点滴を打ってもらう。
ずっと圧迫されて気持ち悪い。喉のイガイガはなくなったけど、呼吸が深くできない感じ。

暫くしてから、先生から改めてアナフィラキシーの説明があった。
造影剤を使うような機会があったらこのことを伝える。このリスクを背負ってでもしないといけない時以外は、今後造影剤を使わないように。アレルギーを聞かれた時にも答える。家族にも何かあった時のために伝えておくこと。
三日間くらいまたアナフィラキシー出る可能性あるから、呼吸が苦しくなったら救急車を呼んで、下痢とか〇〇とかアレルギー症状があるときは電話してください、とのこと。

その後、今回の結果を伝えられる。
痛みは子宮収縮だろう。この痛みとは関係ないけど尿検査で膀胱炎だと発覚。CT検査の結果お腹の左側が浮腫んでいる(後に知るがこれは腸炎疑いらしい)、生理痛や膀胱炎もあるし、血便に注意して。そうなると入院とかになってくると。

先月婦人科で検査した時、腸が邪魔して卵巣がひとつ隠れていて見えないと、ずっと押されたりぐりぐりされて拷問だったことを思い出した。その時から浮腫んでるのでは...

妊娠してないのに尿検査したり、命懸けでCT撮ったりしたけど、尿検査で膀胱炎分かったり、CTでも注意する場所見つかったりして、どの検査も無駄にはならなかった感...もちろん、何もない方がいいけど。

こういうことありましたって紹介状書いときますので、今日にでも婦人科も行ってください、と。
私が前回、婦人科に伝えても流されたって言ったからか、ありがたい。

生理痛の鎮痛剤は、家にあるか聞かれて、あるから大丈夫と伝えて、膀胱炎の薬と、アレルギーの薬が処方されて、点滴が終わったら終了。

会計で受付に。
ギリギリ2万円超えないくらいだった。
去年の採血と点滴打ってもらっただけの時で、1万くらいだったから、そんなもんだろうなと思いつつ。へそくりのように入れて予備で持ち歩いているとこから2万出す。

受付の待合で、紹介状などを待っていると、
体がまだカッカッしていて、胸部とお腹が張って苦しくて、息もしづらい、トイレで下痢×2、変な汗。
立っていると特にしんどくて、この感じのまま帰る恐怖。下痢したら電話してって言われたし、相談したほうがいいかなと思い始める。

ちょっとずつ増してきて、これ会計の人に言っても意味ないし誰かさっきの先生か看護師さん来ないかなと耐えていると、看護師さんが紹介状を持ってきてくれたので、今の症状を伝える。
先生呼んでくれて、再度症状伝えると、「体が熱いのは造影剤入れたからしょうがないけど、下痢もしていたらアレルギー反応だなぁもう少し様子みた方がいいか」となって、もう一度処置室へ。

少し横になって、水飲ませてもらって、お腹の気持ち悪さ以外はまぁまぁ落ち着いてきて、帰ることに。

時間の感覚が本当に分からない。

履歴見たら救急車連絡したのが、4時半。
5時頃病院に着いた?、会計したのが7時半頃、もう一度処置室で横になって9時頃病院を出たから、5時間くらいいたのか...
あっという間で感覚だと1時間くらいしかいなかった気がするのに。

会計の後に戻って処置室にいたのなんて15分くらい感覚だったのに、1時間はいたって事が本当に信じられない。ずっと起きたままだった気がするんだけど、寝てたのかな...

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