正しいとか、ヒトより上だとか、成功だとか。みみっちい話はもうごめんなんだ。
お久しぶりです。
最近家の天井にいる(であろう)ネズミの足音を、
いかにメロディーとして楽しむか模索しています。
さて外出自粛の日々が続き、
悶々としている方も多いのでは?
「私にできる事ってなんだろう~」
と考えていました。
そんな時、こんなサービスが・・!
コトとコトを交換する、
コトコト交換サイト「cocan」です。
要は、スキル交換、です。
おもしろそう!!!!とすぐさま出品。
もちろん面白さにもひかれたのですが、
わたしはこのシステムに大きな未来を感じています。
(急にでかい話になる)
アダム・スミスの論じる経済学的に言えば、
貨幣の歴史は人間の歴史を見てみると非常に短いです。
現在、貨幣の機能は3つ。
価値保存(貯金とか)、
交換媒介(お金で色んなものが変える)、
価値基準(○○は300円とか)。
元々日本ではお米が貨幣の機能を果たしていました。
それは「誰にでも喜ばれる使えるモノ」だったから。
それが姿を変えていき、貨幣となりました。(お米とか、いつかは腐るからね)
でも。それまでの人間たちは圧倒的にモノとモノや、
コトとコトを交換して「生きて」来たわけです。
だから、特段変わったことでもないんですよね。
究極論的に言えば。
※文化人類学的な視点でいうと、
「交換の手法は時代や状況によって変化をしてきただけで、効率化や市場経済を助長してきたものではない!市場や貨幣を冷淡なお金儲けをするシステムとだけ見てはならん!」と論じられていますが。確かに同意。
ただ、現代の貨幣というシステムだけを見てみると、
生産性や効率化を追い求めてきた戦後以降の日本にはぴったりだったシステムが、この状況で大きく揺らいできていると思っています。
貨幣が信用されているのは、
法律や銀行など人々が手塩にかけたルール化によって実現されているもの。
いつ、何が、どう転じて、
いろんなものがごろごろと変わっていくか分かりません。
こうやって書くと不安をあおる、
みたいになっていますが、そんなことは言たいわけじゃないのです。
わたしは今よりも、
それぞれの身の丈に合った思いやりの元でお金が動く経済システムをつくるフェーズに私たちはチャレンジできるんじゃないか、と言いたい。
今回の件で、全ての機能を一カ所に集約して利便性・効率性を追求した
「都市型」の脆弱性が表れてしまった。
「都市型」からの変革を求めるムードは加速していくと感じています。
なにより、わたしがその可能性を希望的にとらえてチャレンジしてみたい。
話は変わりますが、わたしはアトピー性皮膚炎という病気を持っています。
普通の方よりも肌が弱く、肌荒れしやすかったり、湿疹ができやすかったり。別名、現代病ともいわれています。
つまり戦後以降、圧倒的に先進国の中で増加し続けている病気。
原因としては、食事に含まれる添加物やたばこ、
環境汚染などではないかとも言われています。
この話を聞いて、やっぱりと思いました。
どこかで無理をしていたと思うんです。人間。
だから、もう一度、
いやわたしたちだから、この時代だから出来ることを、
チャレンジしてみたい。
というのも、コトコト交換で、小さな成功体験があるんです。
(やっと本題(笑))
大学4年生の時に、憧れの広告会社に入ることが決まり、
無我夢中でマーケティングなどの勉強をしていた私。
詳しい経緯は忘れましたが、
たぶん人を動かすってどういうことかを身をもって知りたくて
「わらしべ長者」をやってみました。
場所は、京都大学を選択。(笑)
おもしろいひとが多そうな場所、として第一候補にあがったので。
母校の大学のボールペン1本からスタートし、、、結果は。
近鉄電車の名古屋までの往復券に!!!!
極道の妻的に脅したのか?
はたまた私の微々たる色気を使ったのか?
いいえ、どれも違います。(たぶんだれもそんな予測してない)
それはたった30分ほど「恋愛相談に乗る」という行為で、
抹茶のポッキーから往復チケットへと変わりました。
うおおおおおおおおお!!!!!!!!と心の中で叫びました。うれしくて。
※往復チケットはきちんと利用させていただき、名古屋城でも同じ企画をしました。
でも、そういうことなんですよね。
困っていることとか、求めていることとか、
人間って意外に小さなことで、
それに対してよろこびとか楽しみを見いだせるはず。
日常の人間関係においても、無意識的に
小さなgive&takeを繰り返して信頼関係を築いていると思います。
コミュニティとして価値をシェアをしたり、循環させるにあたっては、
人に対する信用が必要不可欠です。
そんな状況を踏まえると、
身近な人に対してお金ではない価値提供とか価値共有ができる世の中って、
周りの人と信頼関係が築けていて、困ったときには互いに助け合える、みたいな思いやりの輪が広がっていく社会にならないかなと、妄想しています。
不揃いでもいい
人と違ってもいい
不格好でもいい
でもやさしくあってほしい
向き合えるものであってほしい
ホンモノであってほしい
ということで、
このサービスでの取り組みを通じて、
一歩でも実現したい社会に近づけるように。
私の中でいろんなことを感じて、まとめて、
またシェアしたいなと思います。
できることを、少しずつ。
応援頂いた方には、さいこうのほめ言葉をプレゼントします🌸そして応援していただいた気持ちを、わたしが応援したい方へ贈ります。応援の数珠つなぎ~~!