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返品

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


漫才のネタを考えていると
面白いかどうかはあまり関係ないが
その問いに当てはまる
ピッタリの答えを
考えないといけない時間が多々ある。


例えば

みんなが日常的に割と頻繁に
使ってはいるが意味はよくわからない言葉




大阪名物だと認識されてはいるが
大阪人は別に好きではないもの




高校の時クラスに1人はいたやつ

などなど
一種のあるあるのようなものであり
大喜利のようでもある。


ネタを書いていると大抵
ここで一旦筆が止まり、
良いのが思いつくと
また書き進める。


もっと良いのが見つかれば書き直すし
微妙なのしか思いつかなければ
とりあえず仮で書いておいて
思いつくまでそのまま進める。

ライブで反応が悪ければ
また考え直す。


こんな作業を続けていると
だんだんその感覚が敏感になってきた。



ネタのこと以外でも
考えてしまうようになったのだ。





最近、普通に生活を送っていると

ふと

「返品」

と言う単語が僕の耳に入ってきた。



「返品」

辞書的な意味を言うと

仕入れたり買ったりした品物を返すこと
またその品物


多分こんな説明しなくとも
ほとんどの人は知っていると思うが

ふと疑問に思ったことがある。


みんな、そんなに返品を
日常的に行っているのだろうか



こんなに浸透している理由はなんなのだろう


世間的にはもしかしたら
ズレているのかもしれないが
僕は人生で1回しか返品をしたことがない。



しかもかなり昔である。



僕が4才か5才くらいの頃
(このくらいの年齢って
歳より才の方がぽいよね!)


母の車でドライブをしており、
その帰り道
2人でコンビニに寄った。


なにを買うためか覚えていないが
晩ご飯の具材か朝ご飯か何かを
スーパーで買い忘れたために
寄ることになったのだ。


コンビニの駐車場

車の中で僕は母に言った。


「1人で買いに行く!」


思えばこれが僕の人生初のおつかい
だったのかもしれない。
(距離近すぎるやろ)



母は迷った末、
ゴーサインを出し
財布の中から5千円札を1枚取り出した。


おそらく細かいのが無かったのだろう。


僕は5千円札を握りしめ
コンビニへとかけていく。



店内で目当ての物を見つけ
レジに持っていった。



ここで事件が起こったのである。



コンビニの店員がレジで
僕に向かって言った。

「5千円?買うのこれだけで大丈夫?
お釣りめっちゃ余るけど」



今考えると極悪店員である。


物事の善悪の判断もハッキリしていない
この僕を唆したのだ。


僕は少し迷った末、
売り場に戻った。


すると、その頃僕が好きだった
戦隊モノのヒーローのおもちゃがついた
小さなスナック菓子が置いていた。


それを1つ取り、
レジに持っていく。


ピッ


「まだお釣り一杯出るけど大丈夫?」



再び売り場へと向かう僕


同じお菓子の違う色を取り、レジへ



ピッ


「まだまだお釣りあるよ?」


ピッ


ピッ


ピッ



結局これを5回繰り返した。



お釣りはまだ大量に余っていたが
ゴレンジャーが揃ったので僕は満足


レシートとお釣りを極悪店員から
受け取り、車に戻る。



「ただいま」



お釣りとレシートを母に渡し
袋は自分で握りしめるように持っていた。


次の瞬間



母激怒



驚いた


ここまで怒られるとは思わなかった。



母に首根っこを掴まれ、
コンビニへと戻る。




この後行ったのが
僕の人生最初で最後の返品だ


厳密に言うと「僕の」とは
言えないかもしれない。
「母の」
と言った方が正しいかも知れない。



さあ皆さんはどうだろう



日常的に返品を行っているのだろうか


僕はこんな特殊な状況下での
たった1回の返品しか
経験がないため
返品など普通に生活していれば
あり得ない物だと思い込んでしまっている。




「いや、普通めっちゃ返品するで?」


という反論があれば是非コメント欄まで






明日は僕のnoteでの新しい試みについて
書いていきたいと思います。

お楽しみに!

今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊