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マンガにおけるエロ

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

今回はキイロイゾウサンの黒木と
インスタライブで視聴者の方から
意見を募りながら
2人で決めたテーマについて
書きたいと思います!




「マンガにおけるエロ」

決めたはいいものの
めちゃくちゃ難しいテーマなのではないか

2人の中でエロ漫画とかの
描写の話ではなく
普通の漫画で出てくる
性的描写のことだということは確認した。

しかし
考えれば考えるほど
このテーマは奥が深そうである。

身近な漫画で考えてみよう

昔読んだ漫画の中で
今考えるとあれ?っと
思ったのが『ドラゴンボール』

僕は『ドラゴンボール』
読みはじめた時期が遅かった。

中学生の頃だろうか
『ドラゴンボール』のカバーが
新装版に変わったのだ。

その機会に全て買い揃え読んだ。

少年漫画の性的描写は割と独特だと思う。

エロすぎると
保護者などからクレームがくるし

エロくなさすぎると
そもそも出す意味が無くなる。

『ドラゴンボール』には
亀仙人というキャラクターが出てくる



エロい

というかスケベ

『ドラゴンボール』の中に
パフパフという行為が出てくる。

これには衝撃を受けた人も
多いのではないだろうか。

この行為
少年漫画で出すにしてはエロすぎる。
今考えるとより一層そう思う。

これを僕以外の同級生は
小学生の時に読んでいたのか!

そもそも子供の発想でこんなエロいことを
思いつくだろうか。

しかも
『ドラゴンボール』のような
王道、冒険、バトル
といった要素を含んだ正統派の少年漫画に
絶対に必要な要素では決してない。

(ここまで書いてみて
自分はいったい何について
こんなに真剣に考えているのだろうと
一旦我にかえる)

漫画における性について考えてみて
一つ思い出したことがある。

これは小学校6年生の時の話だ。

クラスに学級文庫というものがあった。

それは図書館の本とは違って
担任の先生が個人的に持ってきた本や
長い間生徒が入れ替わり立ち替わり
過ごしていく中でこの教室にたどり着いた
本が納められているスペースである。

そこに将来の職業について漫画や
イラストを交えながら書いてある
分厚い本があった。

その1ページに
エロいページがあったのだ。

今考えるとそれほどエロくはないが
小学生の僕にとってはだいぶエロかった。

僕はそのページがなんとなく好きで
ことあるごとに自分で見たり
担任の机の上に置いたり
同級生に見せたりしていた。

今考えると非常にくだらない。

ある日

僕は給食の時間早めに支度を終えると
いつものようにそのエロいページを開いて
担任の机の上に置いた。

いつも通りのイタズラだ

しばらくすると担任が教室に入ってきた。



ガチギレしている。

クラスのみんながざわざわした。

どうやら給食の手前の授業、図工にて
何人かの生徒が
目に余るほどふざけていた
という報告を受けたのだろう。

今までで見た事がないほどキレていた。

僕は本能的に

やばい

と感じていた。

先生の机の上には
エロいページが開いた本が置いてある。

これが見つかると
さらにキレられるのではないか。

ヤバイ

僕はすぐに
エロページガン開き本の回収に取りかかった。

僕の座っている席から
先生の机までは距離がある。

素早く動かないと間に合わない。

先生はもう机の方向へと向かっている。

もし僕の方が先に机にたどり着いたとしても
僕がその本を持っている時点でアウトだ

なぜなら僕は初犯じゃない。

僕とその本が共存している時点で
もう事件の全貌が発覚してしまうのである。

机へと急ぐ

先生もどんどん机へと近づいている

しゃがみながら机へと急ぐ。

ヤバイ
先生の方が早そうだ

僕は完全に脱獄犯の気持ちになっていた。

汗が額から流れるのがわかる。

もうすぐ

もうすぐ机にたどり着く

そう思った瞬間

先生の方が先にたどり着いてしまった

しまった!
間に合わなかった!

先生の視線が机の上に注がれる



フフッ

先生が笑った。


笑った!

助かった!

より怒りを買うことは防げた!

先生も怒りきった状態で
まさか机の上にその本が置いてあるとは
思わなかったのだろう。

クラスが和んだ気がした。

「誰やこれ置いたの!」

先生がエロページガン開き本を宙へかかげた
明らかにこちらを見ている。

よかった
本当によかった

この時この本が
もし普通の本だったとして
僕は果たして
これほどまでにドキドキしていただろうか。

この本がエロいページを孕んでいたからこそ
ここまでこの任務に尽力する事が
できたのではないか。

しかしこの本ががっつりエロい本だったら
先生がにやけることはなかっただろう

クラスがここまで和むこともなかっただろう

ちょっとだけエロい本の
ちょっとだけエロい漫画に
救われた。

このくらいのエロさだったからこそ先生も
微笑ましいな
小学生ってこんなもんやな。
と思ってくれたのだろう

マンガにおけるエロさは
このくらいがいいのではないか。

こんな結論でいいのか?

さらに我にかえったところで
筆をおこうと思う

今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊