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ポイント教育法

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

最近、noteを毎日書いていて
1つ気がついたことがある。


毎日毎日
違うことを書いているつもりでも
僕はジャンルが偏ってしまう傾向があるらしい。

例えば
スポーツに関する記事を書いたら
その週の他の曜日でも
スポーツのことを書いてしまっていたり、
うどんのについて書いたら
その週の他の曜日で
パスタが出てきたりと


今日は教育法について
おそらく今週2回目である。


僕自身は父親でも何者でもないので
基本的に僕が受けてきた教育について
書いていこうと思う。



なぜこのタイミングで
教育法について書こうと思ったのか


それには一つ理由がある。


最近、

親の教育って
人それぞれやなぁ
という出来事があった。

つい1週間ほど前の話だ。


僕はその日の夜、
自らの主催昼寄席終わりに
何人かの芸人仲間と
晩ご飯を食べていた。


喫煙可能の店だったため
皆それぞれ
各々のタイミングで
タバコに火をつけては消し
ご飯を口に入れては咀嚼し
それぞれの時間を共有しあっていた。

僕の正面には
同期のハノーバーというコンビの
井口バツ丸が座っていた。

一通り食べ終わり、
僕も井口もタバコを吸っているタイミングで
店の扉が開いた。


家族連れだ。


お父さん、お姉ちゃん、妹、お母さん

の順番に店に入ってくる。


娘は2人ともまだ小さかった。


僕は静かにタバコの火を消した。

別に禁煙の店ではないので
消さないといけないわけでは決してないが
まあこれもマナーの1つだ。

娘は2人とも多分小学生くらい

狭い店内だし消したほうがいいだろうと
そう判断した。


では、なぜ僕はこの時
静かに消したのか。

正面に座っている井口は
まだタバコを吸っている。

小さい子供がいたら
タバコを消すという
僕が自分自身に課したルールを
人に強要してはいけないと感じたからだ。


ただ、子供の存在に気がつくと
井口もすぐに火を消した。


彼にもまだ小さい子供がいる。


まあこれは世間にとっては
当然のルールなのかもしれない。

入ってきたばかりの家族が
僕たちの隣のテーブルに座る。


隣か


やっぱり消してよかった。


そう思った瞬間


僕の斜め前に座った
家族の父親が
机の上に
ドン!っとあるものを置いた。


タバコだった。


ドン!


さらに音がしたかと思えば
今度は母親がタバコを
机の上に置き

2人がほぼ同時に
注文もすることなく
タバコに火をつけはじめた。

えーーーーー


お前らが吸うんかい!


びっくりした。


なぜかは分からないが
少し申し訳なくなって
井口の顔が見れなかった。

親の教育法って人それぞれだなぁ

心からそう思う瞬間だった。




そこで今回は
僕が実際に施しを受けた
独自の教育法について
書いていきたいと思う。
(ここからが本題です)

僕の家族には昔、
ポイント制度というものがあった。


簡単に説明すると
0ポイントからはじまり
僕が何か良いことをすると
ポイントがどんどん溜まっていき
100ポイントになると
父親に何かご褒美を買ってもらえるという制度である。


なんじゃそりゃ


と思われるかもしれないが
確か友達家族がこれを実践していて
羨ましいと思った僕が
父に交渉した結果
はじまった制度だと記憶している。


ちなみに、
ポイントの管理は全て父親がしており
僕が母に何かしたとしても
ポイントには何ら影響はない。


ではでは
具体的にどのようにしてポイントが
溜まっていくのか
説明していくことにしよう。


まず習い事関係

僕はその頃
確か
空手、スイミングスクール、英語、くもん
などいくつかの習い事をしていた。

例えば空手の昇級試験で
合格したりすると
一気に20ポイントくらい入ったりする。

わかりやすい功績だからだろう。

僕はその時まだ小学生だったが
空手の昇級試験や
スイミングの到達度テストは
もはや稼ぎ時だと認識していた。

自分が強くなったり
泳ぐのが速くなったりするためではない

ご褒美を貰うための試練だと
そう認識していた。


子供らしくなくて
良くないと思う人もいるだろうが
僕はそのおかげで
スイミングも一番上のクラスまで行けたし
空手でも黒帯が取得できたのだと思う。


また、肩たたきやちょっとしたお手伝い
等々では
2〜5ポイントが入る。

大体3ヶ月くらい経つと
自然に100ポイントが溜まっているという仕組みだ。


ちなみにその時、
別に欲しいものがなければ
100を超えることも可能である。


一度、誕生日の時

「今日は誕生日やから30ポイントくらい頂戴や」

と言ったら

「いや、誕生日は
誕生日プレゼントとしてあげてるんやから
それはあかんやろ」


とすぐにバレた。


そして
このポイント制度

実は溜まっていくだけではない。

減点があるのだ。

その昔
映画の「ホーンテッドマンション」が公開されていた頃

僕はなぜか
この「ホーンテッドマンション」という
響きがなぜか気に入って
狂ったように

「ホーンテッドマンション」
「ホーンテッドマンション」
「ホーンテッドマンション」


ところ構わず
言い続けていた。

それが気に食わなかったのか
父は

「おい!うるさい!
お前次ホーンテッドマンション言うたら
ポイント引くぞ!」

と警告した。


こんなことを言われれば
より言いたくなってしまうのが
この頃である。

これによって
何ポイント減点されたか分からない。

僕自身も

「ホーンテッドマンション」
さえ言わなければ
ポイントなど引かれないのはもちろん
わかっているのだが
我慢できないのだ。

もしかしたら
通算100ポイントくらい失ったかもしれない。



これがポイント教育法の全貌である。


正直
すごく良い教育法だと思う。


僕も将来、子供ができたら
やろうかしらと
最近ふと思ったりする。

この記事を読んでくださっている
皆さんも
色々な独自の教育を
受けてきたのではないだろうか

教育法は人それぞれである。


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