駐車券無くした

⭐️⭐️
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皆さんは自分自身の親が
急に発狂したように取り乱す場面に
遭遇したことはないだろうか。


僕は何十回とある。


今まで様々な種類の出来事が原因の
発狂を見てきたが
その中でも最も回数が多いだろうと
予想されるのが
今回の記事のタイトルでもある
「駐車券無くした」である。



母と家の近くの百貨店へ買い物に出かけ、
帰る時

父の車で家族で遠出をして
帰る時



「え、なんで?ヤバイ!
駐車券無いねんけど。無くした?」




「しもた!駐車券貰うの忘れてた!」

などなど


かなり取り乱していた。


そんな時、幼かった僕はこう思っていた。


なんでそんなに取り乱すんや
そんなヤバイことちゃうやろ。

もっと冷静にいこうよ




全く理解できなかった。





しかし、数ヶ月前
僕にある出来事が降りかかった。


その日は中学校の頃の同級生と
5人ほどで集まり
ドライブをしていた。


地方の馬鹿デカいアウトレットのような
場所に行き、
その中で散々買い物をして
飯を食って、お茶をして
あっという間に時間は過ぎた。


もうそろそろ帰ろうかとなり、
皆で駐車場に行く。

その途中、運転をしてくれていた友達が
言い出した。

「駐車券貰うの忘れてた!」

他の友達と僕が
それがどうしたんだという
リアクションをとる。


車内のほとんどの人間が
免許証を有していたが
皆ペーパードライバーだったのだ。


「貰いに行ってくるわ。」


わざわざ?


運転手の友達が再び
入り口へと吸い込まれていった。



数分後、その友達が戻ってきた。
全員で車に乗り込む。

「いやー、
駐車券無かったらヤバかったな。耐えた。」



運転手の友達が
ハンドルを握りながら言った。


周りは皆
???である。


「何がそんなヤバイの?」


「なんもわかってへんなお前ら
もし、駐車券無かったら
駐車料金6300円かかっててんで」



え?


そんなに?


驚いた。


駐車券があるかないかで
そんなに変わるものなのか。

駐車券の存在を完全に舐めていた。


そら発狂するわ


10年以上経ってやっと
駐車券の重要性を理解した。

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