名残惜しき５００円玉

⭐️⭐️
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皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。

さて今日はね、
最近あった話を書いていきます。

僕ね、今コンビニで
アルバイトしてるんですね。

で、数週間前

年末ですわ

レジで接客してたら

おじいさんが来はったんですね。

まあ僕の祖父母より
ちょい年下かなぁくらいの
見た目でしたわ

で、商品をレジに置きはったんで

打ってね

お会計伝えましたら

５００円玉をね、
トレーに置きはったんですね。

その５００円玉がね、
新しいやつやったんですよ

２ヶ月くらい前に
新しい硬貨
流通しはじめたじゃないですか

だからまあ
まだあんまり流通してない時ですわ。

で、そのおじいさんね
その硬貨を見た瞬間に

なんだこれ！
みたいなリアクションをとったわけですよ

驚きはったんですね

多分初めて見たんでしょうね

財布の中には入ってたんでしょうけど

よく確認はしてなくて

その時その瞬間にはじめて
ちゃんと目視したんでしょうね

これが新しい５００円玉なのかどうか
よく分かってない様子だったんで

僕親切心でね、

「これ新しいやつですね〜」

ってね
教えてあげたわけですよ

そしたら

「あぁ、これが新しい５００円か」

と

新しい５００円玉の発行って
２１年ぶりらしいですから

そのおじいさんにとっても
非常に久しぶりでね

デカいトピックだったんでしょうね

しばらくね、

「これが新しいのかぁ〜」

と感心しているというか

ずっと見てるせいで
僕回収できなかったんですね

回収しづらいでしょ

出された５００円を
ずっと見つめられてたら

で、僕ね
一回確認したんですよ

「え、変えます？
違うお金で払います？」

って

そんなんマニュアルに無いですけど

あまりにも名残惜しそうに
見つめるもんですから

ここは一旦変えるチャンスをね

新５００円玉を財布に直して
他のお金に変えるチャンスを
与えてあげたほうが
親切なのではないかと
考えたわけですよ、

そしたら

「いやぁ〜、このままで大丈夫です」

って返ってきまして

だから普通にお会計したんですけど

そのあともね
ちょっと小さい声で

５００円かぁ〜

これが新しいのかぁ〜

みたいな呟きが聞こえてくるわけですよ。

いやそんなに名残惜しいんやったら
変えなはれと

そんな
名残惜しいんやったら
戻しなはれと

思いません？

おじいさんの中ではね、
きっと

自分がちょっと
はしゃいでしまっている事への
恥ずかしさとかも
あったと思うんですよ。

いろいろ葛藤あったんでしょうね

でも記念硬貨とかでは無いし
これ失っても
またどうせ出会うやろと

どんどんどんどん
流通していきますから

何年か後には
古いやつの方が貴重になっていくだろうと

じゃあ今回は手放しとこか

の間だったんですよ完全に

更に言うとね、
僕一応
変えるかどうか確認はしましたけど

僕みたいにバイトでずっとレジ打ちとかしてたら

そこまで貴重な存在では無いわけですよ
新５００円玉は

だいぶ早い段階で回ってきて

棒金の状態とかでも見てますからね

新５００円玉への熱量は
ほぼゼロに近いわけですね

だから僕の聞き方も
今考えたらあんまり親切では
なかったかもしれないですね

そんな迷わんでも

みたいな

そんな迷わんでも
すぐ回ってきますでと

今手放したところで
そんな名残惜しいもんでも
ないですよ
っていう気持ちがね

ちょっと出てしまってたかも
しれないですね

そうやとしたら
ちょっと申し訳ないですね

おじいさん早く
新５００円玉と
再会できてると良いですね　

ではまた明日