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略すな

⭐️⭐️
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皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね
最近思い出した話を
書いていきます。


僕ね、
大学生の頃ずっと
京都にある居酒屋でアルバイトを
していたんですね。

キッチンにいる事が多かったんですけど
バイト中ね、
料理名をスタッフ同士で伝える時って
だいたい略して言うじゃないですか。

例えば、
僕が働いていた居酒屋では
『豚の角煮』が置いていたんですけど

『ぶたかく』
って略したり

『煮穴子と蓮根のまんじゅう』
やったら
『れんまん』
って略したりね

どこの店でも
大体そうだと思うんですけど
うちもその方式だったんですね。


で、ある日ですわ

あれはまだ1回生の頃ですね
普通にシフト入ってましたら

アルバイトの先輩が
お客さんとして店に
飲みに来たんですね。

挨拶に行きましたら
彼女さんらしき女性と
2人でいまして

注文を言われたんですね。

その時の言い方が

「『ぶたかく』と
『パリサラ』と
『とりから』と…」


みたいな感じだったんですね。

僕それ最初聞いた時、

何イキってんねんこの人
って思いまして


なんか、謎に
知ってる感を出してるというか

無駄にスタッフ感を
見せつけているような
彼女の前でカッコつけている
雰囲気があって

僕がお客さんとして来た時は
あの注文の仕方は
絶対しないでおこうと
自分の中で決めたんですね。


そこから数年経って

あれは僕が3回生か4回生の時ですね

お客さんとして店に行ったんですよ。

後輩のバイトの子が
注文を取りに来てくれまして

僕無意識に

「『ぶたかく』と
『ももしお』と
『すみもり』と…」

って注文してもうてたんですね。

これマジで無意識だったんですよ。

注文し終わって
後輩の子がどっかに行ってから
気づいたんですよ。

その時に、
やってもうた!
ってよりは

あ、あの時あの先輩は
別にイキっていたわけでは無いんやな
って気が付いたんですね。

僕がイキってはると
勝手に思っただけで
先輩はそんなつもり無かったんですよ。

先輩、勘違いしてすみませんでした。



こうやって人間って
成長していくんですよね。


ではまた明日


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