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ご機嫌ななめ

⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


皆さんは
言葉の意味を間違えて覚え、
そのまま普通に使っていた
というような経験はないだろうか。


僕の場合は

「ご機嫌ななめ」

という言葉の意味をずっと逆で覚えていた。


本来の意味は

機嫌が悪いこと

であるはずなのに


なぜか
機嫌が良いことを指すと思っていたのだ。


間違いに気づいたのは確か3年ほど前



本当にふとした瞬間だった。




僕はその日、確かバイトをしていた。

仕事をしながら
社員さんと話をしていると
えらく機嫌が良い様子だった。


「今日、ご機嫌ななめですね!」


僕は笑顔で返した。


「え?

そんな風に見えるか俺」


あれ?
と思った。



実はこの日よりも前から
同じような感覚になることはよくあった。

僕が
ご機嫌ななめですね
とか
ご機嫌ななめやなお前

とか言うと大抵


え?何言うてんの?


と言う反応が返ってくるのだ。



あれ?
なんかあかんところ触れてしもうたんかなぁ


その時も思った。


「いや、機嫌良さそうやなと思いまして」


「ほんなら、逆やないか」




はじめての指摘だった。



こんなもの指摘されないとなかなか
自分から気がつけるものではないのだ。

ではなぜ逆に覚えていたのか



大体予想がつく。



理由は僕の幼少期にさかのぼる。



昔、僕が小さい頃

よく周りの人間に言われることがあった。


「今日はご機嫌ななめやね」


みたいな感じで



それが機嫌が悪い人にいう感じには
到底思えない言い方だったのだ。

どちらかというと
「今日はえらい機嫌ええなぁ」
と皮肉を言っているように
聞こえていたのだ。


それのせいで間違いに気づくまでに
20年近くかかってしまった。




この間違いに気づいた時僕は思った。


誰かが言葉の言い間違いをしていたら
訂正してあげよう。

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