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Mrs. GREEN APPLEのファンは「コロンブス」のMV炎上をどう見るか

今、緊急でnote書いてるんですけど、(言ってみたかっただけ)

昨晩、満を持して公開されたMrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のMV。

これが公開から数時間のうちに「差別的な表現が含まれている」ということで炎上し、良くない話題になってしまいました。

ミセスの熱心なファンとして、様々な憶測が飛び交う中で少しづつ心配になってきました。何がどう心配なのか、なぜ心に引っかかるのかははっきりとしていませんでしたが。

僕は差別的な内容を肯定するつもりはないですし、表現の自由だと騒ぐつもりもありません。
ただただ、ミセスが、曲を作ってるもっくんが
「こういう思想なんだ」と思われてしまうことが
1番恐れるべきことなのかと思っただけです。

きっとそんな人じゃないなんてことはよくわかっています。でもそれはこれまで追いかけてきたファンだから疑いもしないだけで、ミセスについて詳しくない人が初めて見た時にどう思うかは分かりません。

特にYouTubeに上がるMVはファンのみでなく、
老若男女、世界中の人に見られます。
僕を始め、ミセスとの出会いがYouTubeだったという人も多いのではないかと思います。

だからこそまずい!と思わずには居られなかったのかもしれません。

しかし、そこからの対応は非常に早くて一安心でした。ミセスの活動の中で前代未聞の事態に即座に対応した本人たち、事務所、関係者の方はただ純粋に素晴らしかったと思います。本人のコメントも見たけど、本当に差別的なものにしようという考えはなかったこと、なぜこのような状態に至ってしまったかも簡潔に的確に説明されていて、言い訳っぽさを感じない謝罪でした。

たくさんの方が関わり、多くのお金を使って作られた想いと手間の籠った作品がたったの18時間で寿命を迎えてしまう。それも最悪の評価をされたまま非公開にする気持ちは想像しきれません。

本来なら説明もしたいし、反論できるような意見も溢れてるはずです。それでも多くの人に影響を自然と与えてしまう今となっては、説明なんて届かずに相手の受け取り方に全てが委ねられていたりします。それは必ずしも受け手が悪いというわけでもないかと思います。そのままの状態にするか否かがこれからのイメージを作るひとつの材料になると思います。

不名誉にも炎上でトレンドの1位になってしまって思うことは、それだけ多くの人に知られていて、それだけ素晴らしい作品を期待されていることの表れでもあるような気がします。そんな環境でいながら、新しい作品をハイペースで作り続けるMrs. GREEN APPLEのパワーには圧倒されるものがあります。

現にこうやって毎日のようにファンが楽しめるコンテンツと、それを楽しみにしながら日々を生きていられる幸せがここにあります。

活動休止があったからこそ、精力的に毎月のように新しい曲をリリースしてくれることは本当に嬉しいです。

しかし、それが少しづつ無理を産んでいるのではないかとも思ってしまいます。今回の批判の中でも多く見られた「誰も指摘しなかったんかな」という意見。これはいろんな見方ができる気がしてしまいます。

4月から始まった5ヶ月連続のリリースは、全てが恐らくタイアップ、そしてMV付きなのではないかと予想しています。さすがにとんでもないことは誰でも分かります。そんなことできるのか?と。(途中でライブもあるし、楽曲提供もしてる…)

そうなってくるとスケジュールが過密になるのは当たり前。制作にもたくさんの人が係わり、生みの親が思い描いたアイデア全てがそのまま反映されにくくなってしまいます。それは本人が否定しているみたいなのでしっかりやり取りができていたとしても、後に引けない状態でNoを言うのはなかなか難しいものがあります。ヤバいと思っても締切の方がヤバいなんてことは誰しもが経験することだと思います。複雑な気持ちになります。

個人的には今回のCGの雑さが気になってしまいました。いつもMVには力を入れているからこそその落差が目立ってしまったようにも見えます。時空の違いをわざと表現したのかとも思いましたが、普通に時間がなかったのではないかともとれました(お金を節約したとは思えないので。)

先日の2024年の上半期ランキングで、昨年に引き続きアーティスト1位、作詞家作曲家ランキングもW首位という衰えない人気を見せてくれたからこそ、今のままずっとみんなに愛されるアーティストであって欲しいと心から願うばかりです。

なんだかんだ言っても曲は素晴らしいのでみんなも聞いて欲しい!

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