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病は気からって本当?


去年の12月まで1年ほど
B型作業所に通い

今年1月から専業主婦となった訳
なんだけど、夫は5月で10年働いた
会社を退職。

収入もなく貯金を切り崩して
生活する日々で2人で専業主婦&主夫。


夫の稼ぎだけを当てにして
暮らすのも何だか物足りないし
かと言って今の自分に何が
できるのだろうか。


キッチンカーをやりたい気持ちは
あるけど一人ではとても出来ない。

夫がいなければ一人じゃ何もできない
自分に嫌気が差す。


共同経営の難しさ

経営は夫はやる気がないみたい。


いっぱち『キッチンカーやりたい訳じゃないの?』

夫『会社員やるよりワクワクするよ。いっぱちの力になりたい。』

いっぱち『一人でキッチンカーやる気はないんだよね?それだと自分がオーナーやっても週5日も7日も働けないよ。』

夫『‥‥。』

2人でやるからこそ、いろんな視点で考えられる面もあるけど、意見がまとまらず話が進まない
面もある。

好きなことなら週5日〜7日働ける?

雇われる訳じゃない。
自分達でお店を作っていくということ。

それならば週5日も7日も働けるのか?
ってことが自分の心配事。

自分は統合失調感情障害を患っている。


病気のせいにしたくはない。


病気があっても働いてる人はたくさんいる。

自分は休んでいた期間も長いし
病気でいる期間も長い。
統合失調感情障害と診断を受けるまでも
20年以上かかっている。

体力作りと思ってウォーキングは
やっているけれど

そういう体力とは違う精神的な体力が
足りないと思う。

接客など対人を含む作業などは
神経をすり減らし疲れやすい。


そんな自分がキッチンカーを
経営するなんて。

出店場所を確保するだけでも
大変な東京で既に何千件とキッチンカーを
やってる人がいて

でぇ先輩達が出店するような
人気の場所に無名の我々が出店など
できる訳がない。


人気のない場所で細々と始めて
耕せて行けるのだろうか?

日によって変わる気分障害

毎日毎日変動がある気分。

前向きな日もあるし
後ろ向きな日もある。

そりゃ、誰だって健常者だって
そうだよ!
と言われそうだけど

気分障害の自分は
その症状は極端。


ある日はめっちゃ活動的に
動き回って疲れ知らずみたいな時も
あって夜も眠くならない。

他の日は憂鬱で外に出るのも
髪の毛を洗うのも億劫で
何もせずただただボーッと寝たり起きたり
1日を過ごしてしまう。(統合失調症の陰性症状)


働くっていうことは
気分に振り回されてる場合じゃない。

決まった日に時間に
準備して実際に出店して
片付けてまた次の出店場所探して
準備して時間を埋めるように
出店できるところに行く。


そんなハードな毎日を
果たして自分が出来るのか?
ビビってきた。

お金も無限にある訳じゃない



生活もしていかなきゃいけないから
ゆっくり考えてる時間もなくなってきてる。

働いてなければ
貯金だってなくなっていく。

一人でも経営していけるのが
キッチンカーの魅力。

自分がもっとバリバリ動ける健康体なら
迷わずチャレンジしていただろう。


子供達も大きいとはいえ
まだ学生の2人。
自立するまでは時間もかかる。

食べさせていかなければ
ならない。


弱気になった自分は

いっぱち『やりたかったキッチンカーの夢、病気もあるし無理できないから諦めるよ。』

夫『‥‥。』


夫は黙っていた。

夫は自分のことを特別扱いせず
人として健常者と変わらず接してくれる。
それが嬉しかった。

でも自分がいつもアップアップしてて
健常者の夫について行こうと
必死に頑張らなきゃいけない。


人混みに行くのも
都心部のセミナーに参加することも
この暑さの中、チャリで出店場所を確認しに
現地に調査に行くことも

夫はサラッとこなすことを
自分は必死に食らいついてる。


キッチンカーを、やるかどうか
夫が就職するかどうか

そろそろ決断しなければならない。

最後に

ピンチでもあるけど

チャンスでもあると思う。

自分のやりたい夢を叶えることができて
夫もやる気になっている。

チャンスを掴まずに
諦めるのも悔しい。

大金が欲しい訳じゃない。
大きなお店を持ちたい欲もない。

生活できるお金が稼げて
社会の人達に美味しいものを
提供して喜んでもらえる

夫と自分が3回結婚した強いご縁を
生かしてご縁のお裾分けできて
ご縁が繋がっていったら

いいな。



自分が0歳の時に統合失調症になった
父親。
父親も会社員を辞めてから
自分でお店をやりたかった。

自分も18歳くらいから
自分のお店をやりたいという夢を
諦めきれず叶えたい気持ちもある。

父親の分も病気があっても
お店をやる、というのを
叶えたい。

そして父方の祖父が飲食業の会社を
立ち上げて77年以上経つ。
現在は従姉妹のお婿さんが社長で
経営を続けてる。




病気で諦めたくない。
病気があってもキッチンカーできる
ようになりたい。
なんならキッチンカーやってて
病気が良くなってくれたらいい。




そんな思いでお店を作りたい。


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