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愛情の示し方


お金はないけれど、いくらでも
愛情は示せるのではないか、と自分は思う。

お金も愛情だとも思うけど
自分はお金持ちじゃない。

相手に喜んでもらいたい
一心でやる行動や言動、時には
何もしないことなどが

愛情なんじゃないか、と。

人の数だけ愛情の形もいろいろ。

誕生日を祝うこと

娘は18歳を迎えることになった。

0歳で小さくてか細かったあの手足の指の
あの子が成人なんだからビックリする。


めでたい時だというのに
両親(自分と夫)が働いてもいなくて
仕事も決まってなくて
受験を迎える娘。

不安でいっぱいなんだろう。

朝起きてきた娘に
おめでとう』を言った。
息子も『おめでとう』を言った。
夫は寝室から出てこなくて
娘と顔を合わせず。

娘は友達とカラオケにでかけて行った。


お金も仕事もない自分達が
それでも娘を祝ってやりたいという
親心で(特に夫が)ごちそう
作るために買い出しへ。

自分としては

娘はごはんはなんでも良い。
ケーキは食べたい。
フルーツタルト。


と注文したならケーキだけ買って
ごはんは何でもいいじゃんと思ってる。


夫はごちそうにこだわる。
(夫が美味しいもの食べたいからだと思う)
ミックスフライを作るために

エビとホタテを探して
ウォーキングがてら歩いていく。


※昨日の『雨。』の記事と重なるところが
あります。



3軒、巡ってようやく
まぁまぁこんなものだな、という
大きさのエビを買った。

ホタテは1人1個ずつ。

正直探し疲れてしまって
(駅までウォーキングしたのもあって)

半ばこれでいっか!
となってしまった。


娘が頑張らなくて良いと言ってくれる
心の大きな器に甘えて

このくらいのエビとホタテで
許してもらおうと思う。


夫は美味しい料理を作ること
愛情の示し方だ、というところに
こだわってミックスフライに。

洋食は元シェフの夫からすれば
慣れた料理で得意なのもあるんだろう。

自分はここぞとばかりに
甘えて夫にフライを揚げてもらおう
と考えている。

ケーキ選び

タルトのお店って意外と少ない。

ケーキ屋さんに行けば
必ずタルトってあるから
どこでも帰ると思ってた。

確かにピースで買うなら
大体どこのケーキ屋さんにも
置いてあるんだけど

ホールで買おうと思った今回
探すのに苦労した。

なかなかに派手なフルーツが
ドカンと飾られたホールのタルトを
見つけたけど、

切り分けるのも難しそうだし
持ち帰るのも崩れそう💦

一旦休憩しようと言い出す夫。

昼過ぎにマックでカフェラテ
飲み始めた我々。

自分は朝プロテインを飲んだきり
何も食べてないのでお腹がすいていた。

いっぱち『お腹空かないの?』

夫『まぁまぁ空いてるよ。』

いっぱち『お昼食べないで帰るの?』

夫『じゃあ、食べようか。どこ行く?』

いっぱち『マックにいるんだからマックでいいでしょ。席取るのも面倒だし。』

夫『じゃあ追加で注文するか。』

わざわざ暑い中、別のお店に移動して
ランチしようとする夫を阻止した。


自分はエグチを食べて夫は辛いナゲット。

それとポテトを半分こした。


見方によっては、すごく貧しいごはん
にも思える。

1人1セットも頼んでない。

今日食べたエグチは久しぶりなのと
あまりの空腹だったので
ものすごく美味しく感じた。

ピクルスと玉ねぎをちょっとずつ
味わいながらパンもフカフカ
チーズの塩味が絶妙!


いっぱち『食べる?』

夫『ううん、俺は食べ飽きてるから。』

『ナゲット食べる?』

いっぱち『お昼少なくなっちゃうよ?』

夫『夜いっぱい食べるから、いいの。』

いっぱち『そう?』

辛いナゲットをいただいた。
マスタードソースをつけて食べたけど
辛かった〜。

良く考えるとセットで頼んだ方が
安かったらしい💦
こうしたムダ遣いが地味に
効いてるんじゃないかな💦


ケーキ探し再開。

目当てのケーキ屋さんに行ったら
一個が小さい1人用のタルトだった。

ホールで買えるタルト屋さんに
戻ろう。


と、再び到着した時には
ホールのフルーツタルトは売り切れ💦

仕方なくそこのお店で
ピースで買うことにした。

』と『』のキャンドルも添えて。

ミックスフライと肉じゃが

しょーもない両親だけど
ここは腕の見せ所。

働いてなくてもできることをする。
自分は統合失調感情障害摂食障害など
患っていて働けない状態が長く続いてる。

なかなか働いていない状況を
受け入れられずもがき、なんとか
働こうと挑戦したものの、上手くいかなかった。

しかし夫は同じ働いていない状況でも
メンタルを病めることもないようだし
自尊心も低くならないようだ。

本当に自分とは違う人間なんだなって
つくづく思う。


ごはんを作ってる時に
娘がカラオケから帰ってきた。

大きな箱を持って。

ん?ケーキ?


娘『カラオケで友達が妹と作ったリラックマのケーキ出してきてビックリした!!』

箱の上の透明な部分からリラックマの顔
半分が見える。

いっぱち『すごいね!手作りケーキ!!』

娘『しかも友達と友達のお母さんからプレゼントでネックレスもらった!』

いっぱち『これマリークワントじゃない?』

娘『ママ知ってるの?なんかブランドだって言ってた。』

いっぱち『ちょっとお高いやつだよ。』

娘『え、そーなんだ。』

ここ数年、お友達やお友達のお母様からも
プレゼントをいただいてる娘。

人望が熱いのは嬉しいことだけど
お返しとかどうするのよ??と
毎年悩む。

手厚いもてなしを受けて帰ってきた娘を
今度は我が家でもてなす番だ。


肉じゃがを煮込んでる間に

せっせとエビとホタテにパン粉をつけて
揚げていく。

プレゼントとカード

今年は欲しいものの
リクエストがあったから

そのまま欲しい候補の品物を
全部買った。

イラストに関する参考書など
だったので、今の娘ももちろんだけど
今後も使える大切なだと思ったから

にはお金をかける主義の自分は
全部買うことにした。

自分も気になる内容の本ばっかりで
自分もちょっと借りようかな、と
思ってしまったほど
興味深い本だった。


娘とは画風が全然違うけれど
自分もイラストを描くのは好きだ。

プロフィール画像のアイコンも
自分が描いた。

(最近コメントでnoterさんに指摘してもらえたこと)

自分はモノを描くけど
娘はを描く。

躍動感溢れる絵を描く。

髪が本当に揺れているように
描いたり、スカートが揺れている様子
風が舞っているような絵。

コメントでnoterさんから娘の絵が
いつか見てみたいと言ってくださって

とても嬉しかったのですが

娘はイラストレーターとして
既に仕事をしている立場上、身バレを
防ぐために母いっぱちのブログには
登場できないんだそう。

楽しみにしてくださったnoterのひろさん
ごめんなさいね🙏


自分からは
リクエストされた本とメッセージカード
をプレゼントした。

夫からは娘の修学旅行中に見つけた
リュックをプレゼント。

息子からは誕生日前にポケモンの
ゲームソフトをプレゼントしたんだそう。

最後に

娘は友達から友達の妹やお母様からも
ケーキやプレゼントをもらい
とても嬉しそう。

夕飯の夫がこだわったミックスフライ
美味しいと喜んでくれていて
夫も胸をなでおろした様子。

プレゼントも夫からのリュック
機能性も抜群で気に入った様子。

自分からの6冊の本は
全部買ってくれたんだ!
めっちゃいいと喜んでいた。


子供が喜ぶ姿見たさに
プレゼント探しや食材探しに
ケーキ探しと大変だったけど

笑顔を見ると疲れも吹っ飛ぶ。

このたった一瞬の笑顔が見たくて
夫も自分も協力して頑張ったことも
愛情の示し方の一つだろう。

たくさんの愛情の示し方がある。
どれもいい。

1人1人いくつも愛情の示し方がある。
正解なんてない。


外食できるお金はないけど

自分と夫で出来ること
娘のお祝いをした。

ぽんこつなママやパパに対して
娘は不満は無くならないだろうけど
年一回の誕生日祝いさせてもらえるうちは
出来ることで祝わせてもらおう。



これからケーキに『』と『』の
キャンドルを立てて

ハッピバースデーィトゥーユーを
歌ってフルーツタルトを
食べて祝おうと思う。



そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。








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