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夫からの言葉。


インフルエンザに罹患した夫。

一昨日くらいから喉に違和感があると
いってうがい薬を使ってた。

昨日、熱が出てきたっぽい。
と熱を測ると36.5℃。


風邪かインフルエンザかコロナか?
なんて言いながら寝たところ

今朝起きて
いっぱち『体調どう?』と聞いたら

夫『熱あるかも。』

体温計を持ってきて測ったら

38.7℃。

さすがのサイボーグ夫もインフルエンザには
やられたらしい。

夜中汗いっぱいかいて
何度も目が覚めたと言う。

いっばち『早く着替えた方がいいよ。今洗濯するし』

風邪ぐらいじゃ仕事も休まない夫も
高熱なので会社から病院行くように
言われたんだろう。

夫『病院行ってくる』

自分は通院だったので
精神科にいる時にLINEがきて

夫『インフルエンザだった』


今のところ、子供達も自分も
体調は大丈夫👌

看病を頑張ろうと思って

いっぱち『食べやすいもの、飲みやすいもの要る?』

夫『自分で買ってくるから大丈夫』

なんだか好意をはねつけられてる感じがして
シュンとなった。


通院から帰ってきて冷蔵庫を開けると

ウイダーインゼリーとか
何もない。

いっぱち『ゼリーとか何も買わなかったの?』

夫『普通に食べられるから』

いっぱち『普通に食べられるんだ‥‥。』


私に頼らない夫に
またシュンとなる。


足首痛めてるから頼れないと
思って遠慮してるのか、本当に必要ないのか
わからない。

確かに出来ることは少ないかもしれない
けど好意をはねつけられてるようで
寂しい。


会社を休んで日中一緒に家で
過ごしたのは初めて。

いつも飛び回ってるから夫は。

夫は隔離部屋で過ごしてる。

会話も扉越しにしてて
聞こえづらい。

会話しないで日中過ごしてたから
鬱々としてきて母と話す。


夫が人を頼ろうとしないで
好意をはねつけるところが
シュンとなって落ち込むことなど
話した。

会話してるうちに少し元気になってきて

夕飯作りのため電話を終えた。


定食みたいにお盆に夕飯を乗せて
隔離部屋に運ぶ。

いっぱち『入るよー』

夫『うん。病院食みたいだね。』

隔離部屋で1人で夕食を食べる夫。

いっぱち『食べ終わったら教えて。』

夫『大丈夫だよ。』

いっぱち『出てきちゃダメだから私が取りに行くよ。』


自分は子供達と夕飯を食べていると

夫『食べ終わった。』

いっぱち『今行くね!』

夫『普通量で持ってくるから食べきれなかったよ。』

いっぱち『普通に食べられるって言うから。』

夫『&#?#!@』

いっぱち『ん?』

夫『愛してるよ。』

一瞬ドキッとして

いっぱち『うん。』


子供達もいるし、恥ずかしくて

『愛してる。』がいえなかった。


けど、母との電話を聞いていたのかも
しれない。

少しでも好意を受け取ってくれたって
ことかな?


夫は言葉が少ないし感情表現をしないから
何をどう感じてるのかわからない。

謎めいてる人なのだ。


そんなところが好きなのかもしれないけど、

何にどんなことを感じる人なのか
わからないから

いつもわからないことだらけ。

不安にもなる。


そんな夫が『愛してるよ。』と
ふいに言ってくれるといつもドキドキする。

どう言う意味の愛してるよなんだろうと

頭の中が巡る。


自分のことを少しは好意的に
思ってくれてるってことなんだろうと
いう証がこの『愛してるよ。』の言葉。


この言葉を頼りに夫が

どんなことを望んでいて
どんなことが嬉しいのか、悲しいのか
好きなのか、嫌なのか
どっちでもいいのか

色々考えながら
様子を見て
行動する。


昔よりは柔らかくなった方だけど
まだまだ尖ってるところがある。

壁がある感じ。

人を寄せ付けないような
オーラを持つ夫。


そんな夫がインフルエンザになって
ここぞとばかりに世話を焼こうと
思ったら世話を焼くことも

拒否されて悲しかったけど

夕飯も少し残してたけど
食べてくれたし

何より『愛してるよ。』を
言ってくれたことが嬉しい。

すぐに『愛してる。』と
返せなかった自分の課題は残ってるけど

素直に嬉しい。


やっぱり夫が好きなんだな、と
つくづく感じた。


自分の想いの方が大きい。
片想い。

片想いくらいがちょうどいい。

でも会話で
心が通わない時があるのは
悲しくなる。


片想いなりにがんばるか。


そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。

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