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[AI]「美味しい」は万国、いや万物共通!かもしれない

ご無沙汰しています!ipoca@逆襲の女子デザインチームのラジャシーです😆

厳しい残暑を感じる日もありますが、段々と秋の訪れが近づいてきていますね!私は秋といえば「食欲の秋」としか考えられないのですが、今回はそんな「食」にちなんだAIを発見したので、紹介していきたいと思います!!

AIは食品の開発までしちゃう

最近、すっかり世の中に馴染み始めた「大豆ミート」。
皆さんは、食べたことありますか?

実は大豆をお肉の味に近づけるには、相当繊細な作業が必要とされます。大豆の苦い部分を極限まで消すために、日々様々な企業努力が行われているのです。

そんな中で、香料メーカーの世界的大手、スイスのFiemenich(フィルメニッヒ)は、ベジバーガーの開発段階において最も大切とも言える、味覚の繊細な調合にAIを活用して、商品開発を行なっています。

最近AIを学び始め、なんとなく知識はついてきたかも、、と思っていましたが、まさか味覚まで学習できるなんて!!

食品の開発、特に味の調合は何千通りのパターンから一番美味しいものを見つけ出す非常に繊細な作業。AIが活躍するのも頷けますね。

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AIの舌はどんどん肥えてきている

アメリカのアナリティカル・フレーバ・システムズ社で開発された、ヒトの味覚と嗜好をモデリングするGastrograph(ガストログラフ)というAIを見つけました。

ledge.aiさんのジェイソン・コーエンさんのインタビュー記事により詳しく記載されています!

Gastrograghができることは大きく分けると3つ!
・味に対する言語的な評価から、その人特有の味覚を把握する。
・評価の傾向からその人の味の好みを把握する。
・多くの人々から集めたデータを基に、次に流行する味を予測する。

AIひとつでここまでできちゃうなんて...
食品開発をビッグデータの集積と、そこからの予測という風に捉えた、最先端のDXですね!

こういった技術を活用すれば、特定の地域に住む人々の好みに近いフレーバーをAIが予測して、ピンポイントにカスタマイズした地域限定の商品の提供も可能です。

さらに範囲を限定して、いつか「自分だけの味」が作れるようになるのかなぁ〜なんて考えると、夢が膨らみますよね!

AIもどんどん繊細な味覚を持つようになって、さらなる「美味」を追求する世界。私もこの秋は自分だけの「美味しい」をたくさん見つけたいと思いました!

AIって案外難しくない

どんどん時代に浸透しているAIに対して、なんとなく難しそうで、少し怖くて、以前までは苦手意識のようなものを持っていた私、ラジャシーです。

けれど、AIの凄さ、身近さ、繊細さのようなものがわかってきて、使い方を間違えなければ、すごくすごく私たちの生活を豊かにしてくれるものなんだと思うようになりました!

ということで、AIの存在も少し、身近に感じながら、食欲の秋を楽しみましょう!!