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インド旅行(2024/8月)の準備①

8月に計画しているインド旅行は、デリーIN・ムンバイOUTで航空券は購入したもののどこを周るかのが決まらないままでいた。日程はわずか10日間、久々に買った「地球の歩き方」を眺めれば眺めるほど、インドを旅するのに10日間は短すぎることが分かる。しかもこの季節のインドはどこも雨季であり、旅するには向かない季節なのだ。
3回目、21年振りのインドの旅。
初インドは確かGWに先ずデリー、そしてタージマハルのあるアグラを旅した。
当時もやはり「地球の歩き方」を読んで、「インドを旅するのに持って行くものは何も無い。キミのとびきり健康な体と前向きな心、それこそがインドを旅するのに本当に必要なものなのだ」という一文を読み感動。
自分をインドへと誘ってくれたのだ。
その頃はJALのデリー夜着の便しかなく、そのままパハールガンジを目指そうにも、「変な旅行会社に連れてかれる」とか、「それなら空港で夜を明かしたほうが良い」とか、そういう冒険的なところもまたインド旅の魅力だった。自分はそういったことはあまり気にしないタイプなので、パハールガンジまでタクシーで行ってもらい、何軒かの安宿を見て回って、Payalという宿に泊まった。シャワー浴びてさて晩飯でも食うかって外へ出ると、結婚式のパレードなのかゾウや仮装の行列にいきなり出くわし、まるで映画の中に入り込んでしまったかのような感じをよく覚えている。
デリーからアグラは列車で4時間くらいだが、チケットを買うのも大変だった。ニューデリーのチケット売り場の長蛇の列に並ぶのだが、普通に割り込まれるし、カウンターのやっと目の前まできたと思ったら昼休みでいきなり閉められてしまったりとか。そのうち悪徳ツアー会社の奴が声かけてきて、500ルピーでチケットあるとかいうので付いていったらめちゃくちゃ怪しそうなオフィスで、これはヤヴァイと思い中に入らないでいて、外から金返せって言って500取り返したりとか。IRCTCはあっちだ、こっちだとか1日がかりで、なんだかんだで行きはエアコン寝台(2A?)、帰りは3Aを買うことができタージマハルは見物できた。でも泊まったホテルで蚊に刺されまくったのか、飯で当たったのか、かなり発熱した状態で寝台車でデリーに戻ってきた。要は普通にインドの洗礼を受けた旅だったのだ。
もうインドなんか絶対に行きたくない、って帰国便の中で誓ったのも数日。
3ヶ月後の夏季休暇の航空券を予約していた。
「インドに行くと人生観変わる」とか言うのはインドに行ったことがない奴らが言うセリフで、1回行ったら2度と行かない。またはハマってしまうの2通りに分かれるのが正解ではないだろうか。
2回目のインドは思えば安心安全の旅だった。パハールガンジの安宿までは前回と同様だったが、ニューデリー→バラナシまでの個室寝台チケットをネットで予約した。ニューデリーの駅の2階が外国人用カウンターとなっていたが、そこへ行くと世界中から予約されたチケットがズラーっと並べてあり、もちろん自分のチケットもその中に存在した。
今回の鉄道チケットはIRCTCおよびixigoでの予約を考えているが、これより圧倒的に簡単だったのではないだろうか?ガンジス川で沐浴こそしなかったが、バラナシでは100ルピーの宿に宿泊し、色々なものを観ることができた。
それ以降、結婚したのもあってインドはご無沙汰となっている。
そのインド旅が半年後に迫っている。Youtube動画を参考にしているが空港からニューデリーまで地下鉄がつながっているとか、観光地の駅降りた瞬間のリキシャーのドライバーやらその辺のインド人数十人(または数百人?)からの突き刺さるような視線はもはや味わえなくなってしまったということなのか。
自分はインドカレーが大好きになり、RRRも2回観たし、いざとなればナトゥを踊ることもできるのだ。
インド国内での旅程だが、先日たまたま「沸騰ワード10」を観ていたら南インドを巡る旅をやっていた。旅人は松本まりかさんと文元D、これがめちゃくちゃ面白く、普段TVなんて観ない自分が感動。
これで行き先はデリー→チェンナイ→カンニャクマリ→パナジ→ムンバイにあっさりと確定した。
お二方、ありがとうございます。
さあ、今年の夏はインドの最南端に立つぞ〜

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