見出し画像

一杯やりながら、言葉遊び。たほいや、句会、ワードバスケット。

数年前、「五百田ゼミ」というものを主宰していました。

学生数名と毎月集まって、編集会議。コミュニケーションや人づきあいについて思っていること、感じたことをネタとして出してもらって、みんなで意見を出し合ってブラッシュアップ、最終的にコラムにまとめる。

そんな活動を、3年ぐらいやってました。これがまあ、楽しかったのです。

言葉や人づきあいや文章に敏感なセンスを持った学生たちと、ああでもない、こうでもないと、話し合う。身近な事例にげらげら笑い、それらしい結論が出たときにはおーっとお互いをたたえ合い。僕が言うのもなんですが、かなりレベルの高い議論が交わされていたと思います。

広告プランのブレストのような、編集会議のネタ出しのような。時代の空気を読んで、それぞれの頭で論理を作って。

仲間が仲間を呼び、少しずつ、輪が広がり、最終的には20名近い規模となりました。

そして会議の前後には、ワードバスケット(しりとりのゲーム)やたほいや(広辞苑を使ったゲーム)に興じ、年に何回か、句会を行い(東京マッハという句会イベントに行ってみて、これは楽しい、と自分たちでも始めてみました。みんな素人だけど、見よう見まねで俳句を詠むのは、意外と楽しい)。

そのつながりは、彼ら・彼女たちが、社会人になってからも続き、今でもたまに合宿なんかもしています(さすがにコラムを書くことはないのですが、代わりにストイックに、ずっと、書き出し作文や俳句やパワポカラオケしたりしてます)。

適度にオタクで、ほどよく文化的で。でも、基本的には快活で社交的な人たちの集まり。高校時代の部活にたとえると、文芸部に所属するほどではいないけれど、バスケ部・テニス部の中では、ちょっと浮いちゃうぐらいには、本を読んで漫画を読んでドラマを見て映画を見て、という人たち(それは僕だ笑)。そういう学生が集まってくれました。

楽しかったし、視野が広がったし、楽しかったと言ってもらえたし、視野が広がったと言ってもらえた。

Aさん(現在、金融機関勤務)からは「こんなことについて考えたり、話したりするのは、この場でしかできない」と言ってもらえた。Bさん(現在、メーカー勤務)からは「大学時代で出会った、最高の師です」と言ってもらえました。ちなみに、今年、それぞれの結婚式に出ました笑

そんな、ゼミのような、サークルのような、文化活動のような、知的遊びのような集まりを、もう一度、オープンの場で試してみたいと思い、「おとなの寺子屋〜作文教室〜」をスタートしました。

同じような趣味・嗜好を持った人たちと、ワイワイと遊びたい、刺激を受けたい、学びたい。文系女子・男子のための、秘密基地というか、文芸部の部室というか、自習室というか、そういう場を作りたい。場所は渋谷。朝日新聞さんのラボをお借りしています。

とはいえ、こういうのって、結局、どういう雰囲気かわからないと、参加しにくいよな、ということで、お試し参加会を随時行っていこうと思っています。今はまだ、そういう段階。これからどうしていくのか、それこそ一緒に考えてくれる仲間を募集中です。

第1回は、12月12日(木)の夜。当日、何をやるか、思案中なのですが、

・ワードバスケット ・たほいや ・句会

のどれかあたりを、参加者のみなさんと相談しながら決めて、遊べればと思っています。

一杯飲みながら、気さくな仲間と、言葉遊び。

僕が、したかったこと、欲しかった場です。

「いいかも」と思った方、ぜひいらしてください。

お申し込みはこちらから↓

五百田 達成の「おとなの寺子屋」体験会


画像1

画像2


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?