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”同窓見直し婚”は27歳までに。(シン・時事恋愛)


昨年は、5回、人の結婚式に出た、五百田です。新調したタキシードがフル稼働しました。

僕の身のまわりに限って、結婚の年齢が早まっている印象。卒業して、数年たって結婚する。相手は、大学時代からの付き合いだったり、会社の新入社員同期だったり。

また、このコラム掲載当時(約7年前)から、日本の恋愛事情で変わったのは、なんといっても、ネットでの出会いですね。最近、誰かと誰かがつきあったと聞くと、ほぼほぼ、マッチングアプリです。

そうか、このころは、スマホもアプリもなかったんだな。しみじみ。

とはいえ、恋愛や結婚の本質は、まだまだ変わらないところもありそうです。というわけで、年齢の設定などもそのままにお届けします。

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みなさん、こんにちは! 働き女子の”恋愛経歴書”を添削する「時事恋愛」、今回のテーマは「大学時代の男友達との結婚」です。
 
 先日、「恋と仕事のキャリアカフェ」を訪れた25歳の女性が、「社会に出てみると意外にいい男が少ないことに気づいた。在学中は眼中になかった大学の同期の男たちが、今では魅力的な相手に思えてくる」とぼやいていました。
 
 男なんてなにをどうしたって所詮はコドモ。大学時代、同学年の男子が”鼻垂れ小僧”にしか思えなかった方も多いのではないでしょうか。自然、恋愛対象としては年上の先輩に目が向きがちでしたし、自分が上級生になってからは「社会に出ればもっと素敵なオトナと出会える」と夢が膨らんだものです。
 
 ところが、会社に入っていろいろな男性と知り会ってみると、正直それほどでもない。ちょっと胸がときめいても、蓋を開けてみると底が浅かったり、価値観や育った家庭環境が違ったりして、交際相手としては「むむむ・・・」となってしまった経験、ありませんか?
 
 きちんとした大学で適切な教養を積んだ女性であればあるほど、就職した会社の男性たちのレベルに幻滅し、「偉そうに聞こえるかもしれないけど、正直、”住む世界”が違うって思っちゃう」と語るケースは少なくありません。
 
 そんなときに、ひさしぶりに大学の同期と顔を合わせると、顔つきも少しオトナになってるし、多少ルックスが悪くても長いつきあいで見慣れているし、「あれ、悪くないかな?」と感じることでしょう。もちろん同じ大学ですから、自動的に家庭環境や経済レベルが大きく食い違わないことも担保されます。
 
 自分と違う人に惹かれるという時期を過ぎ、一緒に生活しやすいという視点や、親が納得するかどうかを重視し始める年代にとって、同じ大学の同窓生はこれ以上ない優良物件。実際、在学中はただの友人だったけれども、卒業後2,3年たってから交際が始まりそのままスピード結婚という例はよく見かけます。
 
 社会人的恋愛にも一息ついてこのあたりで早めに結婚しておきたいという方は、同窓名簿を洗い直してみたり、新しく友達を紹介してもらたりしてもいいかもしれませんね。
  
 ちなみにその際気をつけたいのは、昔付き合ったことのある男性はリストから外すということ。いくら同じ大学で価値観が合うと言っても、一度付き合った男性と寄りを戻した場合結局うまくいかないケースが多いようですし、一度「過去の恋愛をぶり返す」クセがついてしまうと今後の恋愛キャリアに多大な悪影響を与えかねません。
 
 また、そんな同級生たちも27歳~28歳ぐらいになると仕事でグッと自信がつき、表情に余裕がみなぎり、会社の同期・後輩女子からも慕われ始めるなど空前のモテ期に突入してしまいがち。できれば、早めに手を打ったほうがよさそうです。
  
 「同窓見直し婚」は27歳までに(ただし、昔の彼氏は除外する)。
 
 みなさんはどう思われますか?

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